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SUNABIマガジン

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2026.11.8 レポート

「Tシャツアート展 in ホンジュラス」を開催しました。

2009年から始まった「Tシャツアート展を通じた国際理解プログラム」。毎年黒潮町の小学4年生のTシャツが世界のどこかでひらひらします。今年は、「ホンジュラス」。9/25・26と開催されたホンジュラスでのTシャツアート展の様子を報告します。
(今回は、JICAホンジュラス事務所・JICAホンジュラス青年海外協力隊・JICA四国のみなさんと実施)

 

 

9月22日、65枚のTシャツ(黒潮町小学4年生55枚・世界でひらひら賞受賞Tシャツ10枚)と、展示に必要なロープとクリップのセットをザックに入れ、黒潮町を出発。成田空港からサンフランシスコ、マイアミを経由して、待ち時間も含めると45時間!やっと中米ホンジュラスのコマヤグア空港に到着しました。入国審査でかなりてこずり、やっと入国(ホンジュラスにくる日本人はめったにいないらしい)。首都テグシガルパまで車で移動し、現地のJICA協力隊のみなさんと合流しました。開催場所であるダンリまでは、まだバスで3時間かかるため、この日はテグシガルパで宿泊です。翌日バス移動で、14時頃やっと開催地ダンリに到着しました。

今回現地で中心になって活動してくれたのが、協力隊員の正岡さん。普段はダンリの4つの幼稚園で活動されています。そのうち一つの幼稚園のみなさんがTシャツアート展に参加し、子どもたちのTシャツは5月に砂浜でひらひらしました。

 

 

まず9/25は幼稚園で、園内の柱などを利用し展示。この日は子どもたちの保護者も参加の参観日で、子どもたちや、JICA協力隊員による踊りやパフォーマンスも、ひらひらの風景の中で行われました。自分の描いた絵がプリントされたTシャツをみて、うれしそうな子どもの笑顔が印象的でした。

 

 

途中の休憩では、「タマリート」という軽食がふるまわれました。これは、とうもろこしをすりつぶして生地にしたものを、とうもろこしやバナナの葉で包んで蒸したもの。飲み物は「オルチャ―タ」といって、お米や豆、シナモンなどが入ったものです。家庭によって作り方が違いますが、今回はフリーホーレス(豆)をいれたと言っていたきがします。やさしい甘みがありおいしくいただきました。

翌日は幼稚園近くのショッピングモールで開催。JICA青年海外協力隊がホンジュラスに派遣されて50周年になることを記念したイベントも同時開催されました。開催地の県知事や、在ホンジュラス日本国大使館の大使も参加され、前日に引き続き、Tシャツがひらひらする風景の中で、両国の文化交流が繰り広げられました。ホンジュラスの子どもたちの作品は、とうもろしや国旗が描かれたもの、黒潮町の子どもたちの作品はクジラや砂浜など海に関するものが多く、会場にこられた現地のみなさんも楽しそうに作品を鑑賞されていました。

 

ホンジュラスの子どもたちが披露した伝統的な踊り

 

2日間の開催が終わり、ホンジュラスのTシャツは絵を描いた幼稚園の子どもたちに手渡され、さっそくみんなで着て記念撮影。黒潮町の子どもたちのTシャツはザック入れ日本への帰国の途につきました。

 

中央に映っているのが、JICAホンジュラス協力隊の正岡さん

 

黒潮町からホンジュラス・ダンリまでの片道約13,000kmの旅。ホンジュラスの空気をいっぱいに含んだ黒潮町の子どもたちのTシャツは、12月、授業を通じて子どもたちの手に返ります。作品を作ってくれた子どもたち自身がお互いの国に直接行くことはできないけれど、Tシャツとなって旅した話を聞いて、自分たちの町のことあらためて見つめ直し、そして遠く離れた世界が少しでも身近に感じてもらえたらうれしいです。