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SUNABIマガジン

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2026.11.5 プロジェクト

すなびスポーツ

なぜ美術館がスポーツ事業!?

「なぜ美術館がスポーツ事業!?」と、その接点を不思議に感じるかもしれません。特に取り組み当初は多くの方から不思議がられました。私たちは2006年から砂浜に隣接する高知県の都市公園(高知県立土佐西南大規模公園)の指定管理者として、公園の管理運営を行ってきました。2011年からは砂浜を美術館と見立てることで広がる創造力をスポーツの分野でも活用して、地域の課題解決に挑戦することになりました。「すなびスポーツ」もその取組の一つで、行政、地域の事業者(宿泊・お弁当・飲食等)、住民組織などとともに、主に園内のスポーツ施設を活用したスポーツツーリズム事業を本格化させました。

 

天然芝グラウンドでのサッカー大会

すなびスポーツが取り組むスポーツツーリズムとは

長さ4kmの砂浜に隣接する豊かな自然に囲まれたスポーツ施設などの地域資源を活用し、黒潮町へお越しいただく人々と地域を結ぶ橋渡し役となることで、地域に「人・もの・おかね」の新しい流れをつくり、スポーツを通じた交流人口の拡大や地域の活性化を目的に活動しています。私たちがこれまで培ってきた宿泊・飲食・体験などのネットワークを最大限に活用し、地域内に新しい経済循環をうみだすことにも挑戦してきました。主にサッカー・野球を中心に、アマチュアスポーツの合宿・大会開催やプロスポーツのキャンプなどの受け入れを展開しています。

 

地域でお弁当を作ってくれるみなさん(佐賀北部地域活性化協議会)

 

またお越しいただくチームとの交流を通じて地域競技者のスポーツ機会創出や技術向上にもつなげる取り組みも行っています。チーム関係者だけでなく観戦する方にとってもコミュニティの場となっています。

たくさんの出逢いに恵まれて

私たちは人との繋がりを何よりも大切に取り組みを行ってきました。これまでたくさんの出逢いに恵まれ支えられて、取り組み当初では想像できないほど繋がりの輪が広がりました。今では多くのチームと「ただいま」「おかえり」と言える関係性ができており、毎年黒潮町で再会できることは大きな楽しみの一つです。そして、ここにきてくれたチームが活躍している情報を知ることも、大きな励みになります。また宿泊施設との交流も深く、選手から手作りのウエルカムボードをいただき、入口に掲げてお迎えをしている集落活動センターもあり、現在は受け入れの際の恒例行事となっています。

 

野球合宿

地域にスポーツ文化を

スポーツツーリズムが起点となることで、一般観光・教育旅行への波及や黒潮町・砂美のファンづくりにもつなげていける可能性を秘めていると思っています。黒潮町ならではの「自然体験プログラム(ホエールウォッチングやカツオのたたきづくり体験等)」や「防災学習プログラム」などを通じた学びの機会創出にも取り組んでおり、今後活動の幅を広げていければと考えています。

 

かつおのたたきづくり体験の様子

 

また砂浜美術館という考え方、そしてスポーツを通じて黒潮町ならではの仕組みをつくり、すなびスポーツの可能性を広げていくことで、地域にスポーツ文化を根付かせていきたいと思っています。スポーツに関わる全ての人たちが「笑顔」になれることを目指して今後も取り組んでいきます。

 

砂浜トレーニング(砂浜美術館・砂浜大運動場)

 

すなびスポーツ