砂浜美術館は、建物のない美術館です。4キロメートルの砂浜を頭の中で「美術館」にすることで、次々といろんな作品が見えてきます。例えば沖を泳ぐ「カツオクジラ」、砂浜に沿って広がる美しい「松原」や「らっきょうの花」、あるいは浜辺に流れ着く「漂流物」・・・。天井は真青な空、澄んだ空気の壁には、美しい海や松原や緑の山々が描かれている。ここは、訪れる人が自分で作品を見つける美術館なのです。そんな豊かな自然とともにある砂浜美術館の作品群は、季節の移り変わりや時間の流れとともに、いつも違った表情を私たちに見せてくれます。
砂浜美術館ではこれらの作品のほか、年に数回、Tシャツアート展や潮風のキルト展など、より芸術に特化した現代アート展も開催しています。これらの企画展は、日本全国からの応募作品で構成されていますので、美術館で鑑賞をするだけでなく、どなたでも直接アートに参加することができます。
『IWKTV』の「すなび映像」
“It’s Wonderful Kuroshio town(TV)”
町のデキゴト・風景・人を伝えるケーブルテレビ制作班による、映像作品。
JASRAC許諾第J190426435号
一般社団法人日本音楽著作権協会の許諾を受けて、音楽を使用しています。
アカウミガメ
6月~8月、産卵に訪れるアカウミガメ。明け方砂浜に、独特の足跡がついています。
スナガニ
体長2~3cm。砂浜のあちこちに開いている丸い穴は彼らの巣穴です。
ハスノハカシパン
ウニの仲間。表面の花びら模様がお洒落。壊れやすいのでご注意を。
シロチドリ
砂浜で追っかけっこをしたり、砂に頭を突っ込んで餌を食べる姿は必見です。
ハマシギ
シロチドリとよく似ているハマシギ。同じように砂に口ばしを突っ込んで餌を食べます。口ばしが長いのが特徴です。
アカテガニ
赤い爪が特徴。背中に微笑んだような赤い線が入ったかわいらしいカニです。海辺の人家にはひょっこり侵入します。
入野松原
国の名勝に指定、ジョウビタキやメジロなどの野鳥が生息しています。遊歩道があるので、お散歩やジョギングに最適。
ハマヒルガオ
5月から6月頃にかけて、砂浜に薄紅色の花を咲かせます。
らっきょうの花
らっきょうの花ってご存知ですか?11月上旬~11月下旬、赤紫色の小さな花が畑一面に広がります。
入野の浜
長さ4kmの砂浜。砂浜美術館の始まりの場所であり、Tシャツアート展が開催される当館のメインステージです。
砂紋
冬は北風の影響で、水や空気が流れることで生じる規則正しい“うねり”「砂紋」ができやすいです。
鹿島
鹿島は佐賀の浦に浮かぶ小さな島で、幡多十景にも数えられる眺望の美しい場所です。
天日塩
海水から太陽と風の力だけでつくる天日塩。黒潮町には5つの工房があります。購入はこちら。
土佐佐賀産直出荷組合の水産加工品
「家族に安心し食べさせられるもの」をコンセプトに、一つひとつ丁寧に商品をつくっています。購入はこちら。
ともこ工房のこめあめ
昔はどこの家でも農閑期に作られていた米飴。優しい甘さの中に、昔の懐かしさを感じさせます。
大方あかつき館
建築家 團紀彦によって建てられた複合施設。不思議かつ存在感のある外見と、その美しい内部は、一見の価値アリ。
クジラの壁画
1991年、現代美術家の久保南海江さんによって描かれたクジラがモチーフの壁画です。
砂の彫刻(常設ではありません)
大人が砂遊びに真剣に取組み、砂の固まりに彫刻を施す砂像。技術を駆使すれば、芸術的な作品ができあがります。
漂流物
流れ着く物はゴミではなく、見方を変えれば作品です。時にはあっと驚くお宝が… ビーチコーミングはこちらから。
小さな小さな漂流物展
黒潮町に流れついた貴重な漂流物を、道の駅ビオスおおがた情報館内にちょっぴり展示しています。
漂流物アート(年に2度ほど入れ替え)
漂流ライターで遊ぶカラフルアート、(現在は『ライターの整列』)。
(道の駅ビオスおおがた情報館内)
黒ミンククジラの骨格
黒潮町沖に生息するカツオクジラと同じナガスクジラ科・黒ミンククジラの骨格(道の駅ビオスおおがた情報館内)