
第31回漂流物展
日時 :2025年2月4日(火)~2月12日(水) 9:30~18:00(日曜のみ17:00)
※2月6日と11日は会場休館日の為、入場いただけません。
場所 :大方あかつき館 町民ギャラリー
『ブライアンを訪ねて ~OCEAN BOTTOLE PROJECT~』
「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です。」
いつも見慣れた私たちの町の砂浜を、頭の中で美術館にすると、いろいろな作品がみえてきます。台風や大波のあと砂浜にいくと、いろいろなものが流れ着いています。もちろん、海にはない方がいい漂流物もたくさんありますが、少し見方をかえて、「これなんだろう」「どこから流れ着いたのだろう」と関心がわくと、それはあなたにとっての砂浜美術館の「作品」になります。
その「作品」を集めた漂流物展を1991年から開催。世界が海でつながっていることを実感し、ものの見方しだいで、いろいろな発想がわいてくることを実感してきました。漂流物は自分からは話しませんが、拾った私たちが想像力をもって耳を傾けると、いろいろなことを話してくれます。
例えば、
地球のこと
生き物のはなし
昔と今の人間の生活
芸術の魅力
環境の変化
文学のおもしろさ
たくさんたくさん知っています。

今回は、これまでに拾った100の漂流物の展示とともに、一本のメッセージボトルについて紹介します。1991年、砂浜美術館のスタッフが高知県四万十市の平野海岸で拾った「ブライアンの手紙」。このボトルを海に流したアメリカのブライアンさん(当時11歳)と、30年以上の月日を経て感動の対面をはたした物語です。
漂流物を知って、砂浜美術館の視点をもって砂浜を歩いてみましょう。
きっと、新しい発見があるはずです。
砂浜美術館