
海を見るのにステキなイスをもって「砂浜美術館」にお集まりください。どんなイスが集まるか?みんなで海を見るだけのなんともないイベントです。
このようなフレーズから始まったイベント「イスに座って海を見る日」
自分の好きなイスを持ってきて、好きな場所で海を見る。
ただそれだけのイベントは、砂浜美術館の楽しみ方をギュッと詰め込んだ、ひとつの〝作品〟として、たくさんの方に楽しんでいただけました。

自分の好きなイスを持ってきて、〝なにもない〟砂浜で海を見る。
そこには、誰が、どんなイスを持ってきて、どこに座るのか。
そしてどんなエピソードが在るのか。
そんな想像を膨らませる可能性が存在しました。

↑何を考えているんだろう?

↑どんなお話をしているのかな?
このイベントでは参加者が持ってきたイスの写真を撮影し、そのイスにまつわるエピソードを聞かせていただきました。
そしてそれを編集して「ほん」にしました。
参加した方が作品であり、この日にできあがった風景も作品です。
そして、砂浜はイスを通してさまざまな人が出会い、新たな作品を創るキッカケを生む舞台となりました。

昔、「砂浜しかない」と言われた町は、頭の中で砂浜を美術館にしていまい、新しい〝作品〟を創り続けることができる、可能性を手に入れました。
『ものの見方を変えてみる』

たまには「とお~~~く」をみてみよう。
ジブンのスキなイスにすわって。
イスに座って海を見る日
全60 ページ(表紙込)/フルカラー
定価1,000 円+税(税込価格 1,100 円)

2022年1月25日発売
この本は土佐和紙のこよりを使用し、手作業で製本されています。
制作:梅原デザイン事務所
印刷製本:弘文印刷株式会社
砂浜美術館事務局および、webショップ【すなびてんぽ】でお買い求めください。
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