「にげる」を世界へ!

黒潮町缶詰製作所×フタガミ
「防災缶詰・逃げるプロジェクト」

クラウドファンディング
11/29(金)~1/27(月)23:00まで
https://readyfor.jp/projects/nigeru-can-project

黒潮町のスローガン「あきらめない 揺れたら逃げる より早く、より安全なところへ」という考え方を世界中で実践できる「にげる」を防災の形と位置付けオリジナル缶詰の製品化に向けて開発することとなりました。

この「にげる」という考え方の根底には35年間つづく「砂浜美術館」の存在があります。「建物」ではなく「空想」で砂浜を美術館に見立てる。それは、ものの見方を変えることで新しい価値を見出していくものでした。砂浜が美術館だとすると沖に見える「くじら」が作品。海に打ち上がる「花火」が作品。卵を産みにくる「海亀」も作品。「美しい松原」も作品。このコンセプトが黒潮町のまちづくりにおける根本的な理論として引き継がれているのです。

私たちの町には美術館がありません。
美しい砂浜が美術館です。

商品開発

鰹めしをベースに研究をすすめ、黒潮町産・高知県産の食材にこだわりった商品開発をすすめています。成分表についても災害時にラベルが剝がれないよう缶詰に直接印刷

缶のデザインは黒潮町「砂浜美術館」の生みの親でもあるデザイナー:梅原真さん

「コンクリート」ではなく「にげる」

地震・津波との付き合い方は黒潮町だけの課題ではありません。
いまや日本の多くの沿岸部には大きな大きな防潮堤が続いています。
命を守るために必要な建造物であると理解する反面、なくなってしまう海岸沿いの風景に歯痒さも感じてしまいます。この缶詰を通して「にげる」というメッセージが、命を守ると同時に、全国一律ではない「その土地に合った暮らしと風景」を考え直すきっかけとなれれば幸いです。

そしてできることなら災害が起きることなく、この「にげる缶詰」がただ美味しく消費されることを望んでいます。ですが、もしその時が来てしまったら、1人でも多くの方にこの「にげる」というメッセージを思い出して欲しいです。そして、にげた先の「おいしいごはん」としてこの缶詰が誰かの支えになることを願っています。

どうか温かいご支援のほど、よろしくお願いします。

参加者募集中! ~オーガニックコットンってなぁに~

地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)で、【砂浜美術館・PRISTINE】によるオーガニックコットンのおはなしとワークショップを開催します。

毎年5月に高知県黒潮町で開催される【Tシャツアート展】に使われているのは、オーガニックコットン。『オーガニックコットンがなぜ人や地球によいものであるのか』をお伝えいたします。

ワークショップでは、綿繰りに糸紡ぎ、機織りと、ふわふわの綿がコットン製品になるまでの流れを昔から使われている道具に触れながら学ぶことができます。さらに、コットンボールを使ったプチドールづくりもご用意しました。私たちの日々の暮らしに欠かせないコットン。親子で「衣育」を体験してみませんか?


イベント情報

日 時:2025年1月25日(土)15:00 ~ 16:30 14:00~受付開始
    ※内容により15分程度早く終わることがあります。
定 員:親子15組
参加費:親子2名/1000円(税込み)※親子3名以上の場合は1500円
講 師:㈱アバンティ 代表取締役社長 奥森秀子さん
場 所:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)セミナースペース

ご留意ください
●参加対象:小学生(保護者同伴)
●ご参加いただいた方には、「オーガニックコットンの種」をプレゼント。来年の春にご自宅で育てていただくことができます。
●来場者プレゼント:砂浜美術館の館長フィギュア、プリスティンオーガニックコットングッズ

主 催:特定非営利活動法人NPO砂浜美術館
協 力:㈱アバンティ

お申込み方法

参加申込はコチラから
※ご予約受付は、開催前日の18時まで

ご予約・お問い合わせ
砂浜美術館事務局
TEL:0880-43-4915(すなびコットン係)

第37回Tシャツアート展 ボランティア募集

第37回Tシャツアート展 ボランティア募集!

活動期間 :2025年4月29日(火)~5月8日(木)

応募締切 :2025年3月1日(土)

募集定員 :10名程度

広い砂浜でたくさんのTシャツがひらひらする、砂浜美術館のTシャツアート展。
この“ひらひら”の風景づくりに、あなたも参加してみませんか?
ただ今、Tシャツアート展ボランティア(Tボラ)26期生を募集中です!!
広い空、青い海、人、Tシャツ、おいしい地元ご飯… たくさんの素敵な出会い☆
黒潮町・砂浜美術館を、”フルコース”で体感できます。


4つの素敵な出会いをご紹介します♪

その①「浜」

その①「浜」

天井も壁もない広い広い砂浜美術館に、みんなの手で創りだすひらひらの風景。世界で1つだけの壮大なアートが出現します。そして、期間を通して丸1日過ごす砂浜での時間…風がやんでピタリととまったTシャツ、ひらひらと風におどるTシャツ、潮が満ちて水辺に映るTシャツ、夕日に輝く貝殻、広い青空にぽっかりうかんだ雲などなど、旅行では見られない、とっておきの姿にもきっと出会えるでしょう!どんなに眠くても、”日の出”は毎回大人気☆

その②「人」

その②「人」

「とにかく人がおもしろい!集まるボランティアも地元の人も「楽しみを見つけ出す」のが得意な人が多いです。Tボラの先輩たちもたくさん帰ってきます。(なんと、Tボラ同士で結婚した夫婦も!)さらに、審査のお手伝い、交流会など審査員との出会いも楽しめます。新たな感性との出会いに、乞うご期待です!

その③「宿」

その③「宿」

「行ってらっしゃーい」「おかえりー」と、地域のお母さんたちが出迎えてくれる期間中の”わが家”は、なんと小学校。廃校を活用した宿泊施設「であいの里蜷川」は、黒板も図書室もそのまんま。懐かしい小学校の中に、ボランティア仲間たちと布団を並べて泊まるって、ワクワクします!山あいの校舎から見上げる星空も、格別ですよ~☆

その④「食」

その④「食」

朝と夜のご飯は、地域のお母さんたちの手料理。栄養・量・愛情たっぷり!とっておきの田舎の家庭料理は、ある意味一番のごちそうです。(野菜嫌いだった人が克服することも?!)お昼は地元商店の手作り弁当を砂浜で。美味しい空気と愛情ごはんをモリモリ食べて、黒潮町の自然の恵みを堪能しましょう。


ボランティアだけのうれしい特典♪

期間を通して参加くださる方には、Tボラのユニフォーム(?)をプレゼントします!Tシャツアート展の作品Tシャツと同じオーガニックコットンのスタッフTシャツと、貴重な国産・しかも町内産!のジーンズ。提供は、砂浜美術館を長い間応援してくださっている、久米繊維工業株式会社さんと地元黒潮町にある有限会社じぃんず工房大方さんです!

スタッフTシャツ2025(2枚)・・・Tシャツアート展に合わせて作られるスタッフTシャツ。毎年色が変わります。さて今回の色は…?

スタッフトレーナー2025・・・砂浜美術館スタッフでさえ手に入れることのできない、完全ボランティア限定のTボラトレーナー。朝晩もこれがあれば大丈夫!こちらも久米繊維さん製です。

オリジナルジーンズ・・・クジラのしっぽのモチーフを刺繍したオリジナルのisaジーンズを、色やスタイルも、お好みに合わせてご提供くださいます!集合の日に、直営店にジーンズ選びに行きますよ♪


砂浜美術館からのメッセージと活動内容☆

私たちの活動は今年で37年目となりますが、この活動を町や住民と共に支えてくださっているのが、全国の方々の賛同と協力です。ただ今事務局では「第37回Tシャツアート展」の運営にご協力いただけるボランティアスタッフを募集しています。代表的なオリジナル企画である「Tシャツアート展」。自然に恵まれた黒潮町に滞在し、砂浜美術館の壮大な風景を一緒に創りあげてみませんか?

活動詳細

ボランティアのみなさんには、
こんなことをお手伝いしていただきます☆

●会期前日のTシャツ展示作業。町内の方と一緒にひらひらの風景を創ります!

●審査員が全作品を審査する際の補助をしてもらいます!そしてTボラの皆さんも審査員となって、<世界でひらひら賞>を選んでもらいます。

●会期中は入り口での受付作業やグッズの販売もします。

●最終日には名残惜しみながら、Tシャツの取り込み、翌日には潮の香りとともにTシャツを畳んでいきます。

●その他関係者との交流会や、最終日には慰労会にも参加します。

応募要項

応募資格 砂浜美術館に興味があり、期間を通して黒潮町に滞在可能な方。原則として高校生以上。性別は問いません。全日程に参加できる方を優先します。
応募方法 所定の参加申込書と誓約書に必要事項を記入の上、下記へ郵送してください。
応募先 NPO 砂浜美術館 ボランティア係
〒789-1911 高知県幡多郡黒潮町浮鞭3573-5
募集人数 10名程度
応募締切 2025年3月1日(土)当日消印有効
お問合わせ先 Tel 0880-43-4915 Fax 0880-43-1527 Mail nitari@sunabi.com

※応募締め切り後、オンラインにて面接を行います。その後事務局にて協議し応募者各位にご連絡いたします。応募多数の場合は、ご希望に添えない場合もありますのでご了承ください。

※現地までの交通費・宿泊費は自己負担です。宿泊は「であいの里蜷川」(Tボラ特別価格/朝・夕食事含む)。交流会・慰労会・お弁当・Tシャツ・ジーンズは事務局で準備いたします。

※NPO 砂浜美術館で「ボランティア保険」に加入しますが、活動中の万一の事故などに対してこの保険以外での対応はできません。

エントリーシートはコチラから!

2024年もありがとうございました!:大方ホエールウォッチング

2024年もありがとうございました!:大方ホエールウォッチング

2024年もありがとうございました!

ホエールウォッチング担当の大迫です!

今年は、8月中旬まで波風が穏やかな日が続き、出航したら30分ほどでクジラに遭遇する日もあり、連日の猛暑も吹き飛ぶ最高なウォッチングが続きました!そして、土佐湾ではモテ女子として有名なサメッチが2年ぶりくらいに子連れで登場。肝っ玉母さんでもサメッチの遺伝なのか、そういう教育なのか子どもがわんぱく!船に興味津々で船が身動き取れず。可愛くてみんなきゅんきゅんな時間を過ごしました。来年も逢えるかな。

そして今年は、新たな経験もたくさんする年でした。セト研を開催して土佐湾のクジラの名前が「ニタリクジラ」→「カツオクジラ」に変わったり、私の母校の学生が福岡から黒潮町へ来てホエールウォッチングをして町内の子どもたちにクジラと海の授業をしてくれたり、夏には南海トラフ地震臨時情報が発表され改めて人と自然のつきあい方を考える機会になり、クジラのうんこプロジェクトはメディア露出が増えました!さらに、月刊のマンガにもなって発売もされました!肝心な研究も少しずつ進み新たな方向へ進もうとしています!

また2025年も大方ホエールウォッチングをどうぞよろしくお願いいたします!

大迫綾美

ホエールウォッチング担当:大迫 綾美

【プロフィール】
広島県出身。専門学校卒業後、NPO砂浜美術館に参加。大方ホーエルウォッチングでは、受け付け、ウォッチングガイド、出前授業、イベント企画、会計に至るまで、何でもこなすオールラウンドプレイヤー。


たくさんのご感想ありがとうございます!

鯨は見られなかったですが、とてもわかりやすく明るいガイドをしていただき、素敵な時間を過ごすことができました。ありがとうございました!!

今回は、クジラを見ることが叶いませんでしたが、久しぶりの船は楽しい時間でした。スタッフの皆様は親切でとても良い思い出になりました。私は、一人旅で中国地方と四国地方を1周する旅で今回ホエールウォッチングのツアーに参加出来てとても楽しいひとときでした。次回訪れた時にはクジラと遭遇したいものです(笑)ありがとうございました。

見れても見れなくても楽しいツアーだと思いますが、やっぱり見れた時の喜びと嬉しさは格別ですね!

ガイドさんが船が揺れる際、教えてくれて助かりました。船長さんも少し揺れる際に緩くしていただいたのがありがたかったです🙏とても楽しかったです!ありがとうございました。

みなさんのホスピタリティあふれる対応に感動しました。ありがとうございました。

楽しくすごせました。くじらの尾びれが海中ではエメラルドグリーンに見えて美しかったです。

イルカに囲まれた経験は初めてで貴重な経験となりました。ありがとうございました!

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大方ホエールウォッチング(おおがたほえーるうぉっちんぐ)
黒潮町にある大方遊漁船主会が運営している。
ご予約についての詳しい情報はこちらからどうぞ。