第36回Tシャツアート展 作品募集は終了しました!

第36回Tシャツアート展 作品募集!

応募締切:2024年3月4日(月)

応募料:5,500円(Tシャツ製作費、送料、その他の経費含む)[複数応募や団体割引アリ]

團 紀彦さん

審査員
團 紀彦さん(建築家/都市計画家)

【プロフィール】
1956年神奈川県生まれ。1979年東京大学工学部建築学科卒業後槇文彦に師事。1986年東京に團紀彦建築設計事務所設立。1998年愛知万博日本誘致案の作成に参画。黒潮町にある大方あかつき館(上林暁文学館)の設計も手掛けた。2020年より軽井沢町の都市と自然環境保全のためのマスターアーキテクトに就任。代表作に日月潭風景管理処、台北桃園国際空港第一ターミナル、日本橋室町東地区再生計画「コレド室町」、及び表参道HUGO BOSSなど。日本及び東アジアの各地域で都市再生と自然共生型の計画を手掛けている。


ひらひらの風景に参加しよう!(作品の応募方法について)

Tシャツアート展のTシャツは、毎回全て一般公募によるデザイン。みなさんの参加で、ひらひらの風景ができあがるのです。

子どもから大人まで、ご応募いただいたデザインは全て、砂浜美術館がTシャツにプリント。第36回Tシャツアート展で“ひらひら”した後、世界にひとつだけのオリジナルTシャツを、潮風の香りとともにあなたにお届けします。

終了しました!!

初めての方は一度下まで先にお読みください

1.デザインをつくってみよう!

1.デザインをつくってみよう!

● 原画:絵画・手書きイラスト・プリントアウトしたCGなどは、A6判(ハガキサイズ)~B4判、厚さ5mm以内。画材は自由です。
● 写真:サービスサイズでお願いします。
※原画・写真は、Tシャツ返送時にあわせて返却いたします。
● 画像データ:ファイル形式JPEG/画像解像度250dpi程度/画像モードCMYK(RGBでの受付も可能ですが、印刷後の色具合が多少異なることがあります)。1作品1MBあれば十分です。4MB以上のデータは、アップロードエラーの可能性があります。ファイル名は作品タイトルに拡張子.jpgをつけてください。
(例:「砂浜美術館」というタイトルの作品の場合「砂浜美術館.jpg」)

2.Tシャツのサイズを選ぼう!

2.Tシャツのサイズを選ぼう!

Tシャツは、オーガニックコットン100%の砂浜美術館オリジナル。日本の職人さんがグリーン電力で縫製した、人にも自然にもやさしいTシャツです。
そして、このオーガニックコットンでTシャツをつくってくれているのは、半世紀にわたりTシャツを作り続けている久米繊維工業株式会社さん。【代表取締役会長の久米信行さんのコラムはこちらから】

Tシャツのサイズは6種類!

より体にあったサイズをお選びいただけるよう、男女兼用のフリーサイズにしています。
(従来の レディスM=XS、レディスL=S に近いです。Mサイズは、従来のメンズM に近い大きさです。)

Tシャツのサイズが新しくなりました!

● 作品はTシャツの胸の位置、中央に規定のプリントサイズでプリントします。トリミングやプリント位置の指定はできません。白い余白は画像に含みません。よくある質問

● 作品は捺染システムでTシャツに直接プリントします。染物なので、原画と色が微妙に異なります。写真は、細かな部分の再現性と、色合いが微妙に異なります。
● 原画の白い部分(余白)は透明扱いとなり、素材の色となる場合があります。また、原画の色が薄い部分は素材の色が透けて見えます。

3.砂浜美術館に送ろう!

3.砂浜美術館に送ろう!

A.郵送

作品が原画や写真等の場合は、応募用紙をダウンロードし必要事項を記入後、作品の裏面にセロテープで貼り付け下記のお問合せ先まで郵送してください。データの場合は、CD-R等の保存用メディアに氏名と作品タイトルを記載し、作品見本として画像をA4用紙にプリントアウト(カラー)したものに応募用紙を貼って同封してください。作品と同時に応募料のお振込みもお願いいたします。ご入金を確認した時点で受付となります。保存メディアと見本は返却いたしませんのでご注意ください。

お問合せ先
NPO砂浜美術館事務局
〒789-1911高知県幡多郡黒潮町浮鞭3573-5
TEL:0880-43-4915 / MAIL:nitari@sunabi.com

お振込み先
郵便振替
口座番号:01690-3-27679
口座名義:特定非営利活動法人 NPO砂浜美術館

銀行振込
ゆうちょ銀行(銀行コード9900) 一六九店(支店番号169)
当座:0027679
口座名義:特定非営利活動法人 NPO砂浜美術館 トクヒ)エヌピーオースナハマビジュツカン

B.WEB

砂浜美術館のWEBショップ「すなびてんぽ」の“参加する”からTシャツアート展をクリック。必要事項を記入しデータをお送りください。WEBからの応募については、銀行振込(or郵便振替)に加え、便利なクレジット決済もお選びいただけます。

また、現在準備中ではありますが、「Tシャツアート展 作品応募」はふるさと納税(高知県黒潮町)の返礼品としての取り扱いもございます。

ご家族やご友人といっしょに・・・
複数まとめてご応募いただくとお得です!
もちろん個人の複数応募も大歓迎★

1.【5コカラ対応】5点以上

5点以上まとめて応募・受け取りが可能な場合は、応募料が作品1点につき5,500円から5,000円になります。

● 作品は必ず代表者が、上記のA.郵送、B.WEBのいずれか1つの方法で、一度に応募して下さい。
● 応募料は必ず代表者名で、点数分をまとめて一度にお振込み下さい。
● 作品は代表者宛に、まとめて返送します。(個別返送をご希望の場合は適応できませんのでご注意ください)

2.【団体応募】さらに20点以上まとめると

みんなが並んでひらひらします!団体の方のTシャツを、特別コーナーにご希望の順で並べ、団体を紹介する看板といっしょに展示。また、全作者・来場者に配布するパンフレットの作品名簿でも、団体をご紹介します!みんなのTシャツを並べて、団体をPRしてみませんか?

5点以上の応募条件に加え・・・
● ご希望の方は、郵送時の封筒もしくはWeb応募フォームのお問い合わせ欄に「団体展示希望」とお書きください。お伝えがない場合は、基本的に通常の展示(サイズごと・エントリー順)となりますのでご注意ください。
● 団体を紹介するチラシ(A4~B4サイズ)の、原本もしくはデータを上記のお問合せ先までお送り下さい。

20点以上の団体応募は看板つき!

↑書道教室のグループ。ずらっと並ぶとかっこいい!

4.ひらひらします。

4.ひらひらします。

全国から集まったみんなの作品が、一斉に砂浜でひらひらします。毎年およそ1000枚が並ぶのですが、今回ははたして・・・?

※展示は、サイズごと・エントリー順となります。例えば、親子で・お友達と等、同時にご応募いただいても、サイズが異なれば並べて展示することはできかねますので、ご了承ください。サイズ混合のTシャツを並べて展示したい場合は、20点以上の団体でのご応募(上記参照)が必要です。

賞もあります!

ローカル審査員が選ぶ
Tシャツアート展“特別賞”をねらってみよう!

約1000分の1点、0,1%の砂浜大賞をねらうより…?!
テーマをしぼって“特別賞”を目指してみませんか?
7つの特別賞を紹介します!(さらに、追加があるかも☆)

砂浜美術館presents

“世界でひらひら賞” 10点 【あなたのTシャツが世界旅へ!】

2009年、初めてTシャツアート展が海を越えたモンゴルに続き、ハワイ・ガーナ・ケニア・ベリーズ・トンガ・パラオ…すっかりおなじみ?となったひらひらの世界旅。もはや、どんな国名を言ってもだれも驚かないビックリな状況!今回も「世界でひらひら」を企画中です☆入賞したTシャツは砂浜から世界へ、異国の風の香りものせて帰ってくるのです。そんな”世界でひらひら賞”を目指して…さて、どんなデザインがいいでしょう?旅先は、近日中に発表。どうぞお楽しみに☆

高知県西部地区郵便局長会presents

“郵便ありがとう賞” 5点 【選べるカタログギフト】

※郵送での応募作品のみ対象

全国各地から届く、Tシャツアート展の作品。WEBから手軽に応募ができるようになった今でも、実はまだまだ郵便で作品を送ってくださる方がたくさん!郵便屋さんが丁寧に届けてくれる、大きな紙・小さな紙に子どもたちが自由に描いた絵、大切な家族の記念写真など、一つ、一つの作品のストーリーも伝わるような原画たち。今年も、郵便での応募に感謝をこめて、高知県西部地区の郵便局長さんと「郵便ありがとう賞」をご用意しました☆入賞者には、選んで楽しい、カタログギフトをお届けします!この機会に、お近くの郵便局から作品を応募してみませんか? 原画は、Tシャツと共に返却しますのでご心配なく。

黒潮若手の会presents

“黒潮若手の会賞” 3点 【黒潮町の恵みセット】

砂浜美術館のある高知県黒潮町。ここで、「この町をもっと元気にもっと楽しく、黒潮町の魅力を発信しよう!」と活動するのが「黒潮若手の会」。メンバーは農家さん、大工さんに行政書士さん、役場職員さんまで多岐にわたり、みんなが集まれば何でもできてしまう最強グループなのです。Tシャツアート展のボランティアもしてくれる、入賞者には、野菜、果物、魚介等々(何があるかはお楽しみ☆)メンバーさんの畑と海から、旬の恵みをお届けします!

大方ホエールウォッチングpresents

“ニタリクジラ館長賞” 2点 
【館長との出逢いツアー(ホエールウォッチング乗船券)】

対象テーマ:“ニタリクジラ”や海の生きものをテーマとしたTシャツ

砂浜美術館の館長は、この広い土佐湾に暮らすニタリクジラ。その館長と海の仲間たちに逢いに行くツアーを担当する「大方ホエールウォッチング」と、「ニタリクジラ館長賞」を企画しました!空の色を映すキラキラ輝く海も美術館。そんな大海原で出逢う生き物たちをテーマにした作品を募集します。受賞者には「館長と出逢うツアー(ホエールウォッチング乗船券)」をプレゼントします!海への想いを込めたTシャツを着て、”ホンモノ”に出逢うホエールウォッチングに行きましょう(^^)v

りぼんウェディングpresents

“HAPPYりぼん賞” 2点 【HAPPY詰め合わせギフト】

対象テーマ:結婚式や家族との思い出Tシャツ、結婚おめでとうTシャツ

Tシャツアート展の会場が結婚式場になる「砂浜ウェディング」。公募によって選ばれた1組のカップルが、Tシャツのひらひらとたくさんの人(町長やクジラの館長にも!)に祝福されながら、大きな空の下で永遠の愛を誓うのです♡ 「結婚式っていいなぁ」と実感するこのステキな空間を演出する、HappyなTシャツから、りぼんウェディングさんが選ぶ「HAPPYりぼん賞」。募集テーマは、結婚式はもちろん、家族との幸せなひとときや思い出、見ているこちらも幸せな気分になるような作品を応募してみませんか?“結婚式場”に展示するとともに、“HAPPYりぼん賞”をGETできるチャンスが☆

まだまだあります!!

“黒潮町長賞” 2点 【黒潮町缶詰製作所 豪華うなぎ缶詰セット】

黒潮町長自らが、Tシャツアート展会場に来場し全作品の中からを審査します!もしかすると町長が審査しているところに遭遇するかもしれません☆予想以上に時間をかけ、Tボラと相談しながら審査している姿は、Tシャツアート展ならではの光景です。

“ひらひら賞” 5点 【黒潮町の特産品】

町民審査員5名によるまさしくローカル審査!毎年審査に協力してくれる個性豊かな町民審査員が、それぞれお気に入りの作品を選びます!

●「Tシャツアート展」期間中は、300円の協力金をいただきます(中学生以上)。
●「Tシャツアート展」は屋外で開催されます。従って天候等により、やむを得ず日程変更、中止となる場合もあります。
● 他人の著作権、肖像権を侵害したり、著しく風紀を乱したりする恐れのある作品の受付はできません。
● 作品の著作権は主催者に帰属します。
● 入賞作品の原画・写真・画像データは主催者に帰属します。
● 主催者は、作品の受付からTシャツの返却まで、管理には細心の注意を払いますが、展示期間中、台風等の災害によりTシャツを喪失した場合や、万一原画に破損や紛失が生じた場合はそれらの弁償はできません。

5.Tシャツを受けとろう!

5.Tシャツを受けとろう!

5月下旬、Tシャツを潮風の香りとともにあなたにお届けします。世界に一つだけのオリジナルTシャツ、着心地のよさも抜群ですよ。(作品は、Tシャツ送付時に返却します)

終了しました!!

第10回漂流紀行文学賞 入賞者発表!

第10回漂流紀行文学賞 入賞者発表!

第10回漂流紀行文学賞 一般の部
(応募総数86点)

審査員:佐藤 洋二郎 氏

大賞

瀬戸内 光(山口県)ばら色か黒色か

優秀賞

成田 渉(神奈川県)海より青い小箱

はやくもよいち(東京都)運び屋

佳作

清水 直美(香川県)ワカメ

内山 眞知子(高知県)祝福と幸いを

はやくもよいち(東京都)密入国

150年後の国宝展 〜姿の変わる美術館の写真〜

2022年11月2日(水)~2023年1月29日(日)まで東京国立博物館で「150年後の国宝展」が開催。“150年後に伝えたい”あなたにとっての国宝候補を公募し、厳正な審査で選ばれた国宝候補たちがその背景や未来に残すべきストーリーと合わせて展示されている。そこに高知県立大方高等学校(黒潮町)の入野由妃さんが「砂浜美術館」をテーマに応募し、入選した。

姿が変わる美術館の写真

私たちの町には、建物のない美術館がある。その美術館は、時の流れと共に姿や形が変わる。唯一の砂浜美術館だ。だが、私たちの町には30年以内に80%の確率で南海トラフが来ると言われている。私たちは、その中で生きるために必死だ。姿や形は変わるが思うことは消えず残っていく。

大切なキーワードが並び、かつ自分の思いや考えが詰まった文章は、非常にメッセージ性の強いものとなっている。

入野さんは応募にあたり「国宝とはなんだろう?」と考えたときに入野の浜・砂浜美術館が頭に浮かんだそうだ。

応募した写真もお気に入りの写真で、心に残った一コマだったとコメントしている。

黒潮町では学校教育の中にも砂浜美術館の考え方や、それを通した防災教育が組み込まれている。

全国で最も高い津波想定34㍍を突きつけられた子どもたちに、自然豊かなふるさとの日常の魅力を見失わないように伝えたかったことが、このように表現されることは町の大人たちにとって、とても喜ばしいことではないだろうか。

34年前から砂浜美術館の魅力は、そのロケーションではなく、“ものの見方を変える”というところにあることを改めて感じることができた。

「写真が好きでたくさん撮っている」と入野さんは言っていたが、こちらの写真を選んだところもとても興味深い。

多くの人が砂浜美術館の写真で取り上げたくなるものは、晴天で青々とした海と空、もしくはTシャツアート展の風景だろう。

この写真はおそらく日が落ちる前の少し薄暗くなるころ。たくさん撮影しているからこそこのような場面に出会い、自分の思いと重ね合わせた時に、この写真で応募しようと思ったのではないかと想像する。

【『HIRAHIRA TIMES 2023』(非売品)より】

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≪筆者≫
塩崎 草太(しおざき そうた)

兵庫県生まれ。地域おこし協力隊で5年前に黒潮町へ移住。その後砂美スタッフ。
砂浜美術館観光部でTシャツアート展などのイベント(シーサイドギャラリー)を担当。

『すなびのカタチ』

「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です。」

これは1989年から変わらない砂浜美術館のコンセプトです。

この考え方・コンセプトを目に見えるカタチで表現したイベントが、Tシャツアート展をはじめとするシーサイドギャラリーです。

しかしながら砂浜美術館は町おこしだけを目的としたイベント団体ではありません。

様々な活動を通して伝えたいことは『考え方』です。イベントはその手段のひとつです。

ここではイベントだけでは伝えきれない砂浜美術館の考え方や活動を、レポートやケーススタディとして、コラムというカタチで発信していきます。

『すなびのカタチ』ぜひお楽しみください。