
『土佐西南大規模公園40年記念事業』企画の一つとして、佐賀地区で実施。第11回黒潮町まるごと産業祭と土佐佐賀の戻りガツオ祭りと同時開催。
40年記念のテーマでもある「公園でいろいろな楽しみを見つけよう!」をコンセプトに、ステージを使ったイベントでワイワイ盛り上がりましょう。
◆内容は変更になる場合があります。 ◆発熱や咳の症状のある方は参加をご遠慮ください。 ◆イベントの様子を撮影した写真や映像を、新聞や広報、SNS などに使用する場合があります。 |
お問合せ先 |
『土佐西南大規模公園40年記念事業』企画の一つとして、佐賀地区で実施。第11回黒潮町まるごと産業祭と土佐佐賀の戻りガツオ祭りと同時開催。
40年記念のテーマでもある「公園でいろいろな楽しみを見つけよう!」をコンセプトに、ステージを使ったイベントでワイワイ盛り上がりましょう。
◆内容は変更になる場合があります。 ◆発熱や咳の症状のある方は参加をご遠慮ください。 ◆イベントの様子を撮影した写真や映像を、新聞や広報、SNS などに使用する場合があります。 |
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砂浜美術館では第29回潮風のキルト展の出店者さんを募集しています。
出店期間:2023年11月17日(金)~11月19日(日)10:00~15:00
出店料:1日500円
会場:入野松原・潮風のキルト展会場(宮川公園)※雨天時は ふるさと総合センター
募集期間:2023年9月11日(月)~9月26日(火)
必ず出店要項をお読みください。
Googleフォームからのお申込みも可能です。
(回答時にログイン情報を求められる場合がございます)
出店者募集は終了いたしました!
※今後の開催内容等の詳細については、都度ホームページ等でご案内させていただきます。
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2022年第34回Tシャツアート展は久しぶりのGW開催となった。新型コロナウイルスの影響で昨年、一昨年は秋開催となっていたためである。11月のTシャツアート展もなかなか良かった。Tシャツがひらひらする風景は変わらないが、日の出は遅く、夕暮れの景色もいつもと違った。秋開催となったことで、少し違う景色に出会い、あらためてこの風景が年に一度やってくることに嬉しさを覚えたのは、私たちだけではなかったはずだ。
そして何より、この未曾有の事態に陥った世の中で、一度も中止せず開催を続けてきたことへの自信と、建物を立てなかった“ありのままの自然の美術館”の強さを感じずにはいられなかった。
さて、前回の第33回の開催後から「来年は5月に開催したいね。」という声を多くいただいており、やはりTシャツアート展は多くの方に初夏の風物詩として認識されていることを改めて感じた。実際に久々の5月開催を迎えると、なんとも言えない高揚感に包まれた。これは主催者しか味わえない特権ではないかと思っている。まず砂浜の形状が春と秋で全然違うことにも驚いた。
そして、今回の会場には新しい企画がひとつ試された。それが「すなはま教室」である。これがなかなか好評でSNSでも多数投稿される新たな風景となった。実際に足を運んでいただいた方も多く、会場内でもひときわ目立つ存在となっていた。なんとなく“映える”だろうと感じてはいたが、改めて写真を見返してみても、爽やかな青空に黒板のグリーンが映え、すてきな風景が完成した。
床板を敷き、実際に使われていた黒板と机とイスを置いた教室は、みんなの頭の中にある“教室”でリアリティーがあった。それが“すなはま”にあること自体がパロディで単純におもしろかった。
しかし、この教室のおもしろさは“みため”だけではなく、“なかみ”にもあった。5日間の会期中に全11コマの授業を開催したのである。授業内容は、いわゆる5教科に当てはまるような、野鳥の話(理科)、絵手紙体験、木工ワークショップ(図工)、絵本・紙芝居の読み聞かせ(国語)などに設定。そして大人も子どもも楽しめる時間割を作った。ここで注目してほしいことは、先生が地域でそれぞれの内容を趣味として極めている人たちにだということ。教室・授業・先生というと何か教えなければいけないといったイメージや、やったことないから難しい、といった答えも予想していたが、ほとんどの方が二つ返事でOK。なんならどんな風にしたら楽しいかを勝手に考えてくれたので、どの授業も大盛況。みんながTシャツアート展を楽しんでくれていることを感じるいい機会となった。
ちなみに、時間割の中で、役場の定例会として公の会議も実施されたところが黒潮町らしいひとコマだ。
このような一連の流れの「すなはま教室」をつくったのにはワケがある。ワケというよりは、やらなけばいけない課題といった方が正しいかもしれない。
「おまえらいつまでTシャツひらひらしてるんや!!」(Tシャツアート展をやめろと言う意味ではない)言葉の主は砂浜美術館の生みの親の梅原真さん。
この考え方を目に見えるカタチにしたものが、「Tシャツアート展」に代表される砂浜美術館のイベント「シーサイドギャラリー」である。
「砂浜美術館」と「シーサイドギャラリー」
(ちなみに「シーサイドギャラリー」は砂浜美術館の英訳ではない。砂浜美術館の英訳は現在“Sunabi Museum“となっている)
私たちにとって当たり前となっている、この2つは一般的には区別されていないかもしれない。しかし砂浜美術館立ち上げの際に、この2つが同じなのか、違うのか、繰り返し議論されたことをここで紹介しておく。
結論、前者は人生を豊かにする考え方で、後者はそれを目に見える形で表現するイベントである。
砂浜美術館の考え方を使ってものの見方を変えると言っても、この考え方を人に伝えるには何か目に見えるものが必要だと言うことだ。これまで、砂浜美術館で展開している「シーサイドギャラリー」はTシャツアート展、夏の花火大会、秋の潮風のキルト展、漂流物展の4本となっていた。
継続することはとても大切、そして大変なわけだが、新しい発想は生まれていなかった。梅原さんの指摘は、時代は進んでいるのに「いつまで~!!」というわけだ。
継続、コロナ、時代、という宿命に世間と同じように砂浜美術館もぶつかっていた。その状況が分かっているにもかかわらず、何もしない選択肢はなかった。(梅原さんにドヤされるのが嫌なのも本音である)
しかし、新規企画・イベントをそこで立ち上げる余裕はなかったので、より多くの方が訪れるTシャツアート展をターゲットに企画を考えてみた。
それが第34回Tシャツアート展に出現した「すなはま教室」というわけだ。
ここでもう一つ興味深いひとコマを紹介したい。教室にたくさんの人が上がると当然床が砂まみれになってくる。会場スタッフがそれを掃くために一本のほうきを用意していたのだが、気づくと子どもが教室を掃き掃除していた。
たまたま教室にほうきがあったからなのか、教室の床はキレイにしなければいけないと思ったのか、砂浜にあるほうきが面白かったからなのか、真相はわからないが、その光景を目にするたびに、人間の深層心理にある“人と自然のつきあい方”を感じた。
こんな仕掛けを普段から砂浜で作ることができたら、大掛かりなビーチクリーンをたびたび実施することなく、みんなが気持ちよく砂浜で過ごすことができるのではないだろうか。
そういえば、定期的に黒板に書いていた砂浜美術館からのメッセージなども、いつも子どもが消していた。まじめな日直さんが砂浜にはたくさんいるもんだ。
【『HIRAHIRA TIMES 2023』(非売品)より】
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鈴木まもるさんプロフィール
画家・絵本作家・鳥の巣研究家。1952年東京生まれ。1986年より伊豆半島在住。絵本・童話の挿絵などおもに児童図書の絵を描いている。「せんろはつづく」「すすめきゅうじょたい」(金の星社)「ウミガメものがたり」(童心社)など。並行して鳥の巣の研究を行い、1998年日本初の「鳥の巣展覧会&原画展」を東京で開催し、以後全国各地で展覧会を開催。鳥の巣を扱った著書に「鳥の巣の本」「鳥の巣つくろう」(岩崎書店)「ツバメのたび」「日本の鳥の巣図鑑、全259」(偕成社)「わたり鳥」(童心社)「身近な鳥のすごい巣」(イースト新書Q)がある。2021年Tシャツアート展審査員。
鈴木まもる鳥の巣研究所HPはこちら。
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★親子対象です。年齢制限はありません。親子1組で1個の巣を作ります。2個以上作りたい場合は個数分お申込みください。
★ぜひ鳥になったつもりで巣の材料を探して持ってきてください。公園内には枯草、落ち葉、枝など使えそうなものがたくさんありそうですね。ただし、植えている植物を折ったり抜いたりしないでください。
そのほか、毛糸や色紙などあなただけのオリジナルのお気にいりの巣に使えるもの。なお、会場にもいろいろな材料を用意しています。
★作った鳥の巣は持って帰れますので、大きめの袋もご用意ください。
鈴木まもるさんの鳥の巣コレクションを紹介していただき、絵本のこと、自然のこと、鳥の巣のこと・・・そこから子育てのことや絵本に込めた思いなどをお話しいただきます。けなげに生きる鳥の姿から、わたしたちの暮らしやいのちを見つめなおす時間になることと思います。
▷鳥の巣つくろう ▷鳥の巣ものがたり ▷身近な鳥のすごい巣
▷鳥の巣の本 ▷わたり鳥 ▷鳥は恐竜だった
▷ツバメのたび ▷ウミガメものがたり ▷せんろはつづく
※販売内容は変更になる場合があります。
注意事項 ◆体調不良の方(発熱や咳の症状のある方)は参加をご遠慮ください。 ◆イベントの様子を撮影した写真や映像を、新聞や広報、SNSなどに使用する場合があります。 ◆申込みでいただいた情報は本事業のお知らせ等に使用させていただきます。 ◆ワークショップは定員に達し次第、申込み受付を終了させていただきます。 |