ホエールウォッチング&漁港で味わう海鮮BBQツアー 参加者募集中

ホエールウォッチング&漁港で味わう海鮮BBQツアー、参加者募集中!

夏休みの特別企画!太平洋をまるごと堪能しよう!

ホエールウォッチング&漁港で味わう海鮮BBQツアー

日時 :2015年7月25日(土)・26日(日)、8月8日(土)・9日(日)の計4回

場所 :入野漁港(高知県幡多郡黒潮町入野227-ロ)

スケジュール :9時~13時 ホエールウォッチング(8時半集合)、13時~ 海鮮BBQ

料金 :大人9,800円、小学生5,500円、幼児1,000円(税込)


自然のクジラに会いにいこう!

自然のクジラに会いにいこう!

↑水族館では決して体験できない迫力満点のホエールウォッチング

360度が水平線、地球!を感じられる広い太平洋で、悠々気ままに出迎えてくれるニタリクジラは、そのスラリとした優美な体付きと、あまり警戒しない穏やかな性格から、「海の貴婦人」とも呼ばれるとても美しいクジラです。

大方ホエールウォッチングの特徴は、何と言っても漁師さんの漁船に乗っていくところ。海を知り尽くした船長が、あなたの4時間の旅をエスコートします。キラキラ光る海、潮の香り、吹き渡る風、自然を体いっぱいに感じながら大海原を突き進み、ニタリクジラに会いに行きましょう!

大方ホエールウォッチングの詳しい情報は、コラム『人と動物、長いつきあいを目指して:大方ホエールウォッチング』をどうぞ!

漁港で味わう海鮮バーベキュー!

漁港で味わう海鮮BBQ!

ホエールウォッチングを十分に堪能したら、今度は漁師さんが獲った魚介類で豪快に海鮮バーベキューを味わいます。しかも、大方ホエールウォッチングの海鮮バーベキューは、船長が漁師さんだけあって、水揚げした漁港でそのままバーベキューをしちゃいます!普段では体験できることのないいつもと違った雰囲気が気分を一層盛り立ててくれますよ♪

当日の漁の状況によって食材が変わるので、何が出てくるかは当日のお楽しみ!


お申込み・お問い合わせ

ご予約はご希望日の7日前までにお申し込みください。
また、このツアーにおきましては、最少催行人数が大人6名からとなっておりますので、人数が大人6名に満たない場合は中止となりますのでご了承ください。※中止のご連絡は、5日前にいたします。

お電話 0880-43-1058(大方ホエールウォッチング事務局、8:30~17:00)

ホームページ 大方ホエールウォッチング・ツアー申込ページからどうぞ


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大方ホエールウォッチング(おおがたほえーるうぉっちんぐ)
黒潮町にある大方遊漁船主会が運営。今年で26年目となる。
大方ホエールウォッチングの詳しい情報は、コラム『人と動物、長いつきあいを目指して:大方ホエールウォッチング』をどうぞ。ホエールウォッチングのご予約はこちらから。

今年も楽しいオリジナルグッズ 発表します!!

砂浜美術館オリジナルグッズ 発表します

砂浜美術館オリジナルグッズ2015 発表します!!

今回は、オリジナルのステーショナリーが充実します! “Tシャツの一日”を感じるマスキングテープや、どこかにひらひらさせたくなる付箋も☆ 黒潮町の地元企業“じぃんず工房”さんとのコラボ商品や、もちろん新デザインのTシャツ、てぬぐい、タオルなど、今年も新しいアイテムがもりだくさんです!

5月2日午後より、Tシャツアート展会場と砂浜美術館ミュージアムショップにて販売開始です。どうぞお見逃しなく!

すなびてんぽでの販売は、5月中旬以降になります。Tシャツはアート展会場とミュージアムショップで売り切れることがありますので、ご了承ください。

わくわくのラインナップ


Tシャツアート展てぬぐい・2015 Tシャツアート展てぬぐい・2015

Tシャツアート展をそのまま手ぬぐいに

Tシャツアート展てぬぐい・2015

Tシャツアート展の正面から見た風景を、そのまんま手ぬぐいにプリントしました♪ 砂浜美術館での思い出を持ちかえるにも、友達へのお土産にもぴったりです!

1,050円(税込)

ニタリクジラてぬぐい・格子 ニタリクジラてぬぐい・格子

たっくさんのニタリクジラ

ニタリクジラてぬぐい・格子

たくさんのニタリクジラが格子模様に!なんだかかっこいいクジラのモノグラム☆

1,050円(税込)

ニタリクジラタオル ニタリクジラタオル

クジラファンのあたなへも!

ニタリクジラタオル

大好評のタオルに、かっこいいクジラのプリントを!とっても肌触りのよいシャーリングタオルなので、プレゼントにも○です♪

1,100円(税込)

ひらひらマスキングテープ ひらひらマスキングテープ

Tシャツの一日を感じる

ひらひらマスキングテープ

おとなしいTシャツ、ひらひらするTシャツ、砂浜の一日…ぐるぐる見ていたくなる、楽しいマスキングテープです。

400円(税込)

ひらひらふせん ひらひらふせん

Tシャツで伝言

ひらひらふせん

Tシャツでひとこと、Tシャツでメモ、Tシャツデザインの練習に…?ペタペタひらひらさせたら、ミニTシャツアート展も!使い方いろいろ、楽しんでみてくださいね。

350円(税込)

ゆるクジラTシャツ ゆるクジラTシャツ

にっこり笑顔の

ゆるクジラTシャツ

ちょっとゆるめなクジラがにっこり。着る人も見る人も、なんだか笑顔になってくれそうなTシャツです♪
製作は、半世紀にわたりTシャツを作り続けている久米繊維工業株式会社です。

2,200円(税込)

ニタリクジラTシャツ ニタリクジラTシャツ ニタリクジラTシャツ

人と自然のつきあいかた

ニタリクジラTシャツ

ニタリクジラと人間がかっこよく泳ぐTシャツです。ぜひ、クジラファンのあなたへ!
製作は、半世紀にわたりTシャツを作り続けている久米繊維工業株式会社です。

2,500円(税込)

砂浜美術館TシャツBOY 砂浜美術館TシャツBOY

当時のTシャツを復刻

砂浜美術館TシャツBOY

昨年登場した、10年前に販売していた復刻版Tシャツ。今回は昨年の「女の子」バージョンに続いて「男の子」バージョンです。白いTシャツが、なんともさわやか!
製作は、半世紀にわたりTシャツを作り続けている久米繊維工業株式会社です。

2,100円(税込)

スタッフTシャツ・2015 スタッフTシャツ・2015

Tシャツアート展といえば?やっぱりコレ!

スタッフTシャツ・2015

Tシャツアート展の会場で、スタッフやボランティアたちが着ているのが、このオーガニックコットンTシャツです。

今年の色は、さわやかな “シャーベットグリーン”☆。タグには砂浜美術館のロゴ、Tシャツの製作は他のTシャツと同じく久米繊維工業さんです。

3,200円(税込)

仲間のはがき・子ガメ

砂浜美術館の作品たち

仲間のはがき・子ガメ

親ガメに続き、ウミガメの子どもたちが「仲間のはがき」に登場。よちよちと、でも力強く、大海原に向かっていく姿は本当に感動的です。

110円(税込)

ニタリクジラウォレット ニタリクジラウォレット

地元企業じぃんず工房とコラボ☆

ニタリクジラウォレット

スタッフジーンズでお馴染みの「じぃんず工房大方」さんと、一緒に作ったジーンズのウォレット。ニタリクジラ館長のワンポイントが入っています☆名刺やキーケース入れにちょうどよいサイズです!

700円(税込)

第27回Tシャツアート展のプログラムを発表します!

第27回Tシャツアート展

砂浜をタノシム6DAYS!

第27回Tシャツアート展

日時 :2015年5月2日(土)午後-7日(木)8:00-18:00(2日のみ13:00-)

場所 :砂浜美術館(高知県黒潮町 入野の浜)

審査員 :宮西達也さん(絵本作家)

協力・後援

今年は2つのコラボ企画!
50を超える世界の国々からあつまった、たくさんの笑顔がHIRAHIRA。
この砂浜で生まれた30年分のはだしマラソンの思い出もHIRAHIRA。
そしてもちろん、全国から集まったみなさんのTシャツもHIRAHIRA。
今回も壮大なひらひらが現れる砂浜美術館へ、ぜひお越しください!
Tシャツ作者と、来てくれた人と、自然。
みんなで大きな風景作品“Tシャツアート展”をつくりあげましょう!
刻一刻と姿を変える自然の風景、楽しいイベントももりだくさん。
あなただけの、とっておきの“作品”に出会ってくださいね♪


プログラム

イベント名をクリックすると詳細に飛びます!

イベント名 2日(土) 3日(日) 4日(月) 5日(火) 6日(水) 7日(木)
宮西達也さんのひらひらお話会
第30回シーサイドはだしマラソン全国大会
世界の海と笑顔に出会おう!
しまんと新聞ばっぐワークショップ
スラックラインに挑戦!
初夏のぶらぶらしませんか?
ひらひらステージ
ビーサン飛ばし大会
キャンドルナイト
砂像体験
ひらひらがお二人を祝福♡砂浜ウエディング
砂浜のすなびてんぽ ●(午後)
海辺のお店やさん
組子ドームが砂浜に出現!
カツオのぼりとTシャツひらひら@坂折地区
田舎モーニング@であいの里蜷川
ホエールウォッチング@太平洋

各イベントの詳細

宮西達也さんのひらひらお話会

5月3日(日)15:30-16:30
(天候により場所を変更予定あり)

宮西達也さんのひらひらお話会

今年もやります、砂浜美術館の教室。登場いただくのは今年の審査員、絵本作家・宮西達也さんです。子どもはもちろん、大人もグッとくる宮西さんの絵本。絵本の読み聞かせやお話で、「宮西さんの絵本の世界」を感じてみませんか?場所はTシャツのひらひらの前。なんと宮西さんの作品も並んでいますよ♪

第30回!シーサイドはだしマラソン全国大会

5月3日(日)10:30スタート

第30回!シーサイド
はだしマラソン全国大会

主催:黒潮町教育委員会内 はだしマラソン実行委員会

全国に数あるマラソン大会…の中で、“はだし”が条件なのは、ここだけ?! 実はTシャツアート展より歴史が長く、なんと今回が記念すべき30回目!ゲストランナーの谷川真理さん、はだしランナーのみなさんを、Tシャツのひらひらも応援します。マラソンコースに並んだ30年間の「はだしの思い出」や、Tシャツとランナーの共演を、どうぞお楽しみに!※マラソンのエントリーは3月で締め切っております。

世界の海と笑顔に出会おう!

5月3日(日)~7日(木)

世界の海と笑顔に出会おう!

主催:JICA四国、高知県青年海外協力隊OB会

青年海外協力隊の平成27年度春募集〆切直前応募相談、砂浜de世界の海写真展、アフリカからのJICA研修員との交流(3日)、ビーズクラフト(4,5日)、アフリカの布でしおりづくり(5、6日)など、高知から世界につながる楽しいコト毎日やってます!
詳しい内容と時間はこちらからチェック。”世界の笑顔Tシャツ”の近くに、ぜひお立ち寄りください、お話ししましょう。

しまんと新聞ばっぐワークショップ

5月3日(日)~5月5日(火)
10:00-12:00、13:00-15:00
【参加料:600円 所要時間:30分~1時間半
対象:小学生~】

しまんと新聞ばっぐワークショップ

主催:しまんと新聞ばっぐ高知支部

新聞でばっぐをつくりましょう!しまんと新聞ばっぐは、誰でも簡単に、丈夫で便利なばっぐを作ることが出来ます。また、今回はTシャツアート展×しんぶんばっぐ限定のスタンプも押すことができますよ。ぜひ遊びにおいでください。

スラックラインに挑戦!

5月3日(日)、4日(月)

スラックラインに挑戦!

企画:藤原さん、小島さん

かっこいい綱渡り?!木陰が気持ちいい芝生ゾーンで、スラックラインに挑戦してみよう!

初夏のぶらぶらしませんか

5月4日(月)11:30-13:00【無料】

初夏のぶらぶらしませんか

土佐くろしお鉄道さんとのコラボ企画。高知駅9:53発の特急『あしずり1号』を、特別に『海の王迎(海のおうむかえ)駅』に臨時停車。あえて手前の駅で降りて、会場までの海岸線をぶらぶらウォーキング。地元の楽しみ方を知り尽くしたボランティアスタッフが、途中の天日塩の工房や楽しい磯をご案内します!
参加方法はいたって簡単!『あしずり1号』に乗り、『海の王迎駅』で降りてください。一緒に降りた方が仲間たち(一般のお客さんはおそらくゼロ)。スタッフがドキドキしながら待ちかまえています!(大きな荷物は会場まで預かりますので、ご安心ください)。

ひらひらステージ

5月4日(日)
12:00-15:00(芝生)、15:30-18:00(砂浜)

ひらひらステージ

松原に囲まれた気持ちのよい芝生ステージと、Tシャツのひらひら前の砂浜ステージで、繰り広げられるダンスや音楽のステージ!出演者とスケジュールはこちらから。どうぞお楽しみに☆

ビーサン飛ばし大会

5月5日(火)
受付13:00~ 競技開始14:00~【無料】

ビーサン飛ばし大会

ビーサン協会のルールに基づき、“公式”ビーサンを蹴り飛ばした距離を競います。単位ももちろん“ビーサン”(1ビーサン=25センチ)青空に向かって、思いっきり、蹴り飛ばしましょう!大人の部(男・女)と子どもの部があります。本気です。参加申し込みは、当日の会場でどうぞ。

キャンドルナイト

5月5日(火)17:30-20:30

キャンドルナイト

地元大方高校「クリエコ」(クリーンでエコな学校と町にしたい!と活動するグループ)と、高知大学地域協働学部の学生さん、町民ボランティアのコラボ企画。Tシャツのひらひらと灯りのゆらゆら。きっとやさしい気持ちになれますよ。16時ごろからキャンドルを並べるので、お手伝いいただける方も大歓迎!

砂像体験

5月6日(水) 10:00~、14:00~
【1台1,000円】

砂像体験

大会での優勝経験もある砂像名人に、砂の芸術『砂像』を教えてもらえるチャンス!水と砂だけで、こんなものが作れるんだ!!きっと、遊びを超越した砂の世界の魅力に出会えるでしょう。
参加申し込みは、当日の会場でどうぞ!(参加料:1台1,000円)

ひらひらがお二人を祝福♡砂浜ウエディング

5月6日(水)16:00~

ひらひらがお二人を祝福♡
砂浜ウエディング

企画:ウエディングプランナー「りぼん」

公募によって選ばれた1組のカップルが、砂浜で結婚式を挙げます。全国から集まったTシャツのひらひらが、お二人を祝福。砂浜美術館長(ニタリクジラ)と黒潮町長からの証明書も授与されます。会場に来られたみなさん、ぜひ一緒に祝福してあげてくださいね!

砂浜のすなびてんぽ

5月2日(土)午後~7日(木)

砂浜のすなびてんぽ

Tシャツアート展の時だけ浜辺にたつ小さな小屋。本部とお店やさんになります。WEBショップ「すなびてんぽ」のグッズやその他ここでしか買えないものたち。じっくり見ながらお気に入りを見つけてくださいね。

海辺のお店やさん

5月3日(日)~7日(水)

海辺のお店やさん

砂浜に向かう小道の両脇にお店屋やさんがぎっしり並んで、縁日のような空間に。黒潮町や周辺幡多地域のおいしいものが大集合しますよ!お店やさんの出店一覧はこちらからどうぞ。

組子ドームが砂浜に出現!

5月2日(土)午後~7日(木)

組子ドームが砂浜に出現!

宿毛市の大工・濱中伸也さんの“組子ドーム”。伝統的な日本の装飾技法「組子細工」と濱中さんの“遊び心”で生まれた、中に入れる大きな組子。今回は、みんなに入って見てもらいたい!と、西受付をこの中に設置します。組子ドームの中から見わたす空と砂浜…素敵な風景に出会えそうです!職人さんの技と自然との共同作品を、どうぞお楽しみに☆

カツオのぼりとTシャツひらひら@坂折地区

4月26日(日)~9日(土)
フェスティバルは3日(日)の10:00-15:00

カツオのぼりとTシャツひらひら
@坂折地区

カツオのぼりと鯉のぼりが川を泳いでいるのが国道から見えます!Tシャツアート展への行きや帰りに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。3日にはフェスティバルを開催!坂折地区の広場で地元のおいしいものの屋台や地元中学生の演奏などがあります。先着50名さまへ、紙の鯉のぼりのプレゼントも(11:30~、14:00~)!さらにTシャツもひらひら、鯉のぼりとのコラボを楽しんでくださいね。

田舎モーニング@であいの里蜷川

5月3日(日)、4日(月)8:00-11:00

田舎モーニング@であいの里蜷川

廃校を利用した宿泊施設『であいの里 蜷川』で毎月第1・3の日曜日と月曜日だけオープンするモーニング喫茶。地元のお母さんたちのやさしい手作り朝ごはんが食べられます。甘くてクリーミーなさつまいもコロッケがついてくる「よくんぼモーニング」がおすすめ!コーヒーもおいしいですよ。事前予約は不要。

ホエールウォッチング

毎日出港!:予約制(8:00、10:00、12:00便)

ホエールウォッチング@太平洋

砂浜美術館の館長、ニタリクジラに会いにいくホエールウォッチング。美しいその姿に、大感動!大興奮!まちがいなしです。漁師さんの船に乗って、いざ大海原へ!館長の目線(海側から)のTシャツアート展も、ぜひ楽しんでくださいね◎ご予約はコチラ!

自然とうまくつきあう「お作法」を学ぼう:防災学習プログラム

自然とうまくつきあう「お作法」を学ぼう:防災学習プログラム

防災は、海の近くで暮らす私たちの「お作法」です

2012年3月31日、黒潮町に、34mというとても信じられない日本一の津波に襲われることが突如発表されました。もちろん、100年のうち99.999%は、海の恵みあふれる町でもあります。私たちは、リスクの0.001%を避けるために、海の近くで暮らす「お作法」を防災文化として育てています。自然は恵みを与えるとともに、時に大きな災いをもたらします。砂浜美術館の防災学習プログラムは、私たちがそうした自然の一員であることを認識し、『自分の命は自ら守る』ことの大切さに気付くプログラムです。

この防災学習プログラムは、以下のの①講義、②ワークショップ、③フィールドワークの3つのパートによって構成されています。


①講義

津波のシュミレーション映像に注視する中学生

↑津波のシュミレーション映像に注視する中学生(ふるさと総合センター内)

講義では、黒潮町に出された日本一の津波の被害想定をもとに、その想定の原理や津波の仕組みを学習すると同時に、想定が出された直後からの黒潮町役場の対策や地域住民の取り組みもご紹介します。

さらに黒潮町の津波だけでなく、阪神淡路大震災や広島の集中豪雨など、昨今の災害にも触れ、災害は誰の身にも、いつどこにいても発生する可能性があることを認識していただき、この防災学習プログラムを、自分事として臨んでいただくための大切な準備の時間でもあります。

②ワークショップ

難しい選択を前に、真剣に考える参加者たち(ふるさと総合センター内)

↑難しい選択を前に、真剣に考える参加者たち(ふるさと総合センター内)

ひとたび災害が発生すれば、大人子ども関わらず皆、さまざまな決断に迫られる場面に次々と遭遇することが予想されます。

そこでこのワークショップでは、クロスロードという手法を用い、災害時に発生するさまざまな状況を事例として設定し、その状況に対して自分自身がどのように考え、そして判断をするのか、その練習を行います。さらにそこで考えた自分の意見をグループ内で議論した後、最後に全体で共有します。

また、避難所における食料配布の事例にあわせて、黒潮町独自で製作販売している缶詰の取り組み紹介と、試食も行います。

それぞれのグループで出た意見を、みんなで共有します

③フィールドワーク

緊急避難タワーに上り、実際の避難時に与えられる一人分のスペースを体感します

↑緊急避難タワーに上り、実際の避難時に与えられる一人分のスペースを体感します

フィールドワークでは、主に緊急避難タワー、津波の碑、入野の浜の3か所を巡ります。

緊急避難タワーでは、タワーの機能の解説や実際の避難を想定した体験訓練(写真上)だけでなく、地域住民の思いが詰まった緊急避難タワーであることを、地元住民スタッフからお話します。

今なお現存している江戸時代後期に建てられた津波の碑 マルチコプターで最大の津波高を体感します

写真の津波の碑は、江戸時代後期に建てられたもので、当時の津波の様子が詳しく記されています。ここでは、当時の様子の説明とともに、津波の被害を受けた先人が、後人の私たちに伝えようしたメッセージを感じていただきます。また、隣には昭和の南海地震の碑もありますので、実際に被害にあわれた方から聞いた地震直後の様子を合わせてお話します。

入野の浜は、黒潮町の恵みをカラダいっぱいに感じられる場所であると同時に、津波をとてもリアルにイメージできる場所でもあります。参加者には、実際にその砂浜に立ってもらい、津波の高さや速度のこと、また、津波が起きた際の逃げるポイントを学習していただきます。


さまざまなケースに対応しています

砂浜美術館の防災学習プログラムでは、ここまでご紹介してきた講義、ワークショップ、フィールドワークを軸に、中高生を対象とした学習旅行のほか、自治体、地縁団体、まちづくりに取り組むグループや大学授業のフィールドワーク等、それぞれの場合に応じてプログラムをお作りし提供しております。詳しくはこちら

また、その他プログラム内容についてご要望がございましたらご相談ください。

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防災学習プログラム
価格:お一人さま2,000円(冊子代含む、100名さままで)※100名さま以上の場合はご相談ください。
所要時間:約2時間(事前に要予約)
※雨天でも対応可能ですが、フィールドワークは写真を見ながらの室内での対応となります。
お問い合わせはこちらからどうぞ!


過去の受け入れの様子

高校生

立命館高等学校さま(京都)

立命館高等学校さま

約30名の高校生が防災プログラムを体験しました。グループごとに課題を設定して、黒潮町を訪れる前からメールや電話を通じて事前学習をしながら、防災の知識を深めました。実際にプログラム体験後、高校生の視点で防災対策についてプレゼンテーションをして頂き、意見交換を行いました。災害はどこで生活していても遭遇する可能性があります。今回は普段海辺で暮らす高校生ではないですが、防災意識を高めてもらえたと思います。

【感想】
先日は、ありがとうございました。修学旅行が始まるまで、しばらく砂浜美術館とメールで連絡をとり、高知の防災や私たちのプレゼンテーマなどについて、色々相談をさせていただきました。班のみんなの意見が上手くまとまらないまま長文になってしまって、すごく読みづらくなってメールを送ったこともありましたが、どんな意見にも忙しい中、真剣に返事していただき、ありがとうございました。すてきな町にまた訪れたいと思います。

一般

安田町日赤奉仕団さま(高知)

安田町日赤奉仕団さま

3月にもかかわらず、吹雪となった季節外れのお天気ではありましたが、高知県東部の安田町から、砂浜美術館の防災プログラムを受けにみえられました。南海トラフ巨大地震に立ち向かう同じ高知県民として、最初の講義からワークショップ、吹雪の中のフィールドワークに至るまで、私たちの説明に最後まで熱心に耳を傾けていただきました。また海辺の地区で生活する人たちが多いとあって、実際に自分たちの地域に置きかえて考えることで、活発な意見がでました。

【感想】
とても有意義な研修でした。もしおこった災害時、いつも家族が同じ場所にいるとは限りません。一人で逃げることはできない、家族の安否を確認したい、しかし自分の命は自分で守る。できるかなぁ・・・。避難タワーも避難路ももちろん必要です。でも何度でも作り直すことはできます。しかし、命は・・・などと自問自答しながら帰途につきました。日赤奉仕団も定期的に防災訓練や救急講習等行っておりますが、参加者は毎回ほぼ変わらないメンバー中には 「きやせん」「年がいっちゅうき、かまん、よう逃げんき」 などと いう人も少なくはありません。しかし、こういった活動で身に着けた知識を(使うことがない方がいいのですが・・・)家族、地域住民に広めて行くことが 大事なことだと思いました。