世界の繋がり、時間の流れ、これからの地球のこと:旅する漂流物展

旅する漂流物展

あなたの町へどんぶらこ

砂浜が美術館だとすると、流れ着く漂流物が作品です。ヤシの実、クジラの骨、メッセージボトル、外国製のライター、昔の漁具・・・。一見”ゴミ”に見えてしまうようなさまざまな漂流物に注目し、メッセージを探り、「作品」として展示をする「漂流物展」。

漂流物をタノシミながら、見方を変える、海や自然との接点をつくる、そんな機会をあなたの町へお届けします。

あなたの町へどんぶらこ

私の町でどんな「漂流物展」ができるの?

① 海・砂浜をおだやかに感じる漂流物展

① 海・砂浜をおだやかに感じる漂流物展

砂実際の浜の砂を敷きつめ、「砂浜」を表現しながら、漂流物を展示します。上部から漂流物を吊り、「漂流」を表現することも可能です。静かにインスタレーションを楽しめる会場向きです。

② 見て、触って、作って、楽しむ漂流物展

② 見て、触って、作って、楽しむ漂流物展

漂流物を大きな造形に見立てて展示します。漂流物に触れながら影で形合わせを楽しむ、漂着ライターでモザイクアート作りを楽しむコーナーなど。体験を楽しめる子どもの多い会場向きです。

③ 漂流物をつかったワークショップ

③ 漂流物をつかったワークショップ

さまざまな漂流物(流木、プラスチック、貝がら、ビーチグラスなど)をつかって人形をつくるワークショップです。子どもから大人まで、親子でも楽しめます。(所要時間:約1時間)


いろんな町へどんぶらこ☆これまでの開催地のご紹介

2014年から始まった「旅する漂流物展」。これまでに3か所の地域で開催、それぞれに全く違った漂流物展となりました。今後はどんな町で、どんな漂流物展ができるのかとても楽しみです♪

http://www.kidsplaza.or.jp/

【2015年】
ひわさ海キラッ祭り/徳島県美波町

http://www.kidsplaza.or.jp/

【2015年】
キッズプラザ大阪/大阪府大阪市

3331 Arts Chiyoda

【2015年】
3331 Arts Chiyoda/東京都千代田区

豊田市美術館

【2014年】
豊田市美術館/愛知県豊田市

つくろう!スナビマン?!in キッズプラザ大阪

つくろう!スナビマン?!in キッズプラザ大阪

砂浜美術館(スナビ)の漂流物で人形をつくろう!

つくろう!スナビマン?!in キッズプラザ大阪

日時 :2月28日(土)、3月1日(日)11:00~12:00と13:30~14:30の一日2回

場所 :キッズプラザ大阪5階 キッズプラザホール(大阪府大阪市北区扇町2-1-7)

対象 :4歳以上の子どもと大人のペア 20組(1組は、大人1人と子ども2人まで)

参加費 :無料(入館料別)、当日の開始30分前から先着順で受付

主催 :キッズプラザ大阪、特定非営利活動法人NPO砂浜美術館

講師 :プロダクトデザイナー松井貴さん(graf)


これって、ゴミ?いえいえ、お宝です!

砂浜美術館に流れ着いた漂流物たち

↑砂浜美術館に流れ着いた漂流物たち

広~い海からどんぶらこ。黒潮町の海岸や砂浜には、おもしろいものや不思議なかたちがの漂流物がたくさん流れ着きます。長い海の旅をへて、少し角がまあるくなったプラスチック破片や帽子のつば(だけ!)、浮きや釣り道具などなど…。「これはいったい何?」「どこから来たの?」とストーリーを想像してみるのも面白いこの漂流物を、さらに“アート”に!世界に1つの漂流物を組み合わせて、世界に1つの人形をつくります。さぁ、みんなでアーティストになって、素敵な“スナビマン”を誕生させよう!

講師には、grafのプロダクトデザイナー、松井貴さんをお迎えします。実は今回のワークショップは、松井さん作の“コビキマン”(和歌山の小引浜で拾った漂流物でつくった人形)がもとになっています。


graf

大阪を拠点に「暮らしのための構造」をキーワードとして、家具・グラフィック・スペース・プロダクトのデザインから、アート・食・イベントの企画運営に至るまで、暮らしにまつわる様々な要素をものづくりから考え実践するクリエイティブユニット。


海からきたもの、大集合!

海からきたもの、大集合!

ワークショップに合わせ、キッズプラザホール前では、漂流物展「海からきたもの、大集合!」も開催。

砂浜が美術館だとすると… 流れ着く「漂流物」が作品です。20年以上の収蔵コレクションの中から、昔の道具、いろいろな木の実、メッセージボトル、指輪?!…など、貴重な「作品」をたくさん展示。実際の漂流物に触って楽しむコーナーや、漂流ライターでモザイクアートに挑戦するコーナーもあります♪

みて、さわって、つくって!砂浜美術館の作品、漂流物を楽しんでみよう!

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キッズプラザ大阪
場所:キッズプラザ大阪(〒530-0025 大阪府大阪市北区扇町2-1-7)

【電車でお越しの方】
地下鉄堺筋線「扇町」駅2号出口すぐ、JR環状線「天満」駅西へ徒歩約3分
【お車でお越しの方】
阪神高速道路12号守口線「扇町」出口「南森町」出口 北へ約600m
※[駐車場]30分ごと150円、乗用車160台収容(車高制限2.1m)

第27回Tシャツアート展のボランティアを募集しています!

Tシャツアート展ボランティア募集

ひらひらの風景をつくるお手伝い

第27回Tシャツアート展ボランティア募集

活動期間 :2015年5月1日(金)~9日(土)

応募締切 :2015年3月20日(金)

募集定員 :8~10名程度

広い砂浜でたっくさんのTシャツがひらひらする、砂浜美術館のTシャツアート展。
この“ひらひら”の風景づくりに、あなたも参加してみませんか?
広い空、青い海、人、Tシャツ、おいしい地元ご飯…素敵な出会いが待っています。


4つの素敵な出会いをご紹介します♪

その①「浜」

その①「浜」

天井も壁もない広い広い砂浜美術館に、みんなの手で創りだすひらひらの風景。世界で一つだけの壮大なアートが出現します。そして、期間を通して丸一日過ごす砂浜での時間…旅行では見られないとっておきの姿に出会えるでしょう!どんなに眠くても、”日の出”は毎回大人気☆

その②「人」

その②「人」
宮西達也さん

とにかく人がおもしろい!集まるボランティアも地元の人も「楽しみを見つけ出す」のが得意な人が多いです。これまでのボランティアもたくさん帰ってきます。さらに、審査のお手伝い、交流会など審査員との出会いもどうぞお楽しみに!

その③「宿」

その③「宿」

「行ってきまーす」「ただいまー」と、地域のお母さんたちが出迎えてくれる期間中の”わが家”は、なんと小学校。廃校を活用した宿泊施設「であいの里蜷川」は、黒板も図書室もそのまんま。懐かしい小学校の中に、ボランティア仲間たちと布団を並べて泊まるって、ワクワクします!

その④「食」

その④「食」

朝と夜のご飯は、地域のお母さんたちが準備してくれます。栄養・量・愛情たっぷり!お昼は地元商店のお弁当を砂浜で。美味しい空気と愛情ごはんをモリモリ食べて、黒潮町の自然の恵みを堪能しましょう。交流会と慰労会では、地元の宴会も体験できますよ♪


ボランティアだけのうれしい特典♪

ボランティアに来ていただける方の活動時の服装(基本形)は、こちらですべてご用意しちゃいます♪ 提供は、砂浜美術館を長い間応援してくださっている、久米繊維工業株式会社さんと地元黒潮町にある有限会社じぃんず工房大方さんです!

スタッフTシャツ2015・・・Tシャツアート展にあわせて作られるスタッフTシャツ。毎年色が変わります。さて、今回の色は…?

スタッフトレーナー2015・・・砂浜美術館スタッフでさえ手に入れることのできない、完全ボランティア限定のトレーナー。5月の涼しい朝晩もこれがあれば大丈夫!こちらも久米繊維さん製です。

オリジナルジーンズ・・・クジラをモチーフにしたオリジナルのisaジーンズに、砂浜美術館ロゴの革タグをつけて☆色やスタイルも、お好みに合わせてご提供くださいます!


砂浜美術館をまるごと体感できる!9日間の活動内容☆

砂浜美術館は、「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です。」をコンセプトに、人が自然と上手につきあいながら、豊かに、楽しく暮らしていくにはどうしたらいいのか、それを考えるひとつのものの見方です。
砂浜美術館では、すばらしい自然が残るここ黒潮町から、企画展や旅、ミュージアムグッズの販売などを通して、そうしたものの見方や考え方を広く伝える非営利活動を行っています。

私たちの活動は今年で27年目となりますが、この活動を町や住民と共に支えてくださっているのが、全国の方々の賛同と協力です。ただ今事務局では「第27回Tシャツアート展」の運営にご協力いただけるボランティアスタッフを募集しています。代表的なオリジナル企画である「Tシャツアート展」。自然に恵まれた黒潮町に滞在し、砂浜美術館の壮大な風景を一緒に創りあげてみませんか?

活動詳細

日程

1日(木) 砂浜美術館事務局に集合
2日(土) Tシャツ展示作業・Tシャツアート展審査・交流会
3日(日)
~7日(木)
Tシャツアート展会場での活動(受付、物品販売など)
8日(金) Tシャツ取り込み・たたみ作業・テント撤去等、慰労会
9日(土) 解散

場所

活動地 高知県幡多郡黒潮町 入野の浜
宿泊先 であいの里蜷川

応募要項

応募資格 砂浜美術館に興味があり、期間を通して黒潮町に滞在可能な方。原則として高校生以上、性別は問いません。全日程に参加できる方を優先します。
応募方法 所定の参加申込書と誓約書に、必要事項を記入の上、下記まで郵送してください。参加申込書と誓約書を請求する場合は、82 円切手を事務局までお送りください。
応募先 NPO 砂浜美術館 ボランティア係
〒789-1911 高知県幡多郡黒潮町浮鞭3573-5
募集人数 8~10名程度
応募締切 2015年3月20日(金)当日消印有効
お問合わせ先 Tel 0880-43-4915 Fax 0880-43-1527 Mail nitari@sunabi.com

※応募締め切り後、事務局にて調整し応募者各位にご連絡いたします。応募多数の場合は、ご希望に添えない場合もありますのでご了承ください。

※現地までの交通費は自己負担です。4000 円/ 日(宿泊・食費)が必要です。

※NPO 砂浜美術館で「ボランティア保険」に加入しますが、活動中の万一の事故などに対してこの保険以外での対応はできません。

ボランティア募集はコチラから!

今年の作品募集はコチラから!

漂流物展 -海からのおくりもの-

漂流物展 -海からのおくりもの-

人と自然のつきあいかたを考える

漂流物展 -海からのおくりもの-

日時 :2015年2月7日(土)~9日(月)11:00~19:30(入場は19:00まで)

場所 :3331 Arts Chiyoda(東京都千代田区外神田6丁目11-14)

主催 :特定非営利活動法人NPO砂浜美術館

協力 :武蔵野美術大学基礎デザイン学科 在学生・OB有志のみなさん

後援 :漂着物学会


漂流物展とは

これまでの漂流物展の展示風景 これまでの漂流物展の展示風景

↑これまでの漂流物展の展示風景(高知県黒潮町にあるふるさと総合センター)

みなさんは海で、流れ着いたもの”漂流物”に、注目してみたことがありますか?いろんな色や形をした綺麗な貝がらは、手に取って丁寧に見てみたり、拾ったりしたことがあるかもしれません。でも、それ以外はあまり目を向けることがないのではないでしょうか。

ところが、海に流れ着くものには実に多くのものがあります。ヤシの実、クジラの骨、メッセージボトル、外国製のライター、奇妙なお面・・・、「これはいったい何?」「どこからきたの?」一つひとつに注目してみると、とても面白い発見ばかり。そこにはロマンを感じさせるものから、環境問題を考えさせるもの、あるいは民俗学的・歴史的なものなど、さまざまなメッセージが隠れています。まさに現在の地球社会を写し出す鏡のようです。

一見”ゴミ”に見えてしまうようなさまざまな漂流物を、メッセージを探り、見方を変え、「作品」とし展示をする、それが砂浜美術館の代表的なアート展のひとつ「漂流物展」です。

はじめての東京開催

漂流物展 -海からのおくりもの-

これまで20年以上にわたり砂浜美術館のある高知県黒潮町で開催してきた漂流物展を、今回はじめて東京で開催します。そしてこの東京開催は、武蔵野美術大学基礎デザイン学科 在学生・OG・OB有志のみなさん(以下、ムサビのみなさん)とのコラボレーション企画となっています。

この企画にあたり、ムサビのみなさんが実際に砂浜美術館を訪れ、そこで感じた想いから、従来のような漂流物のみを展示する漂流物展(上部写真参照)でなく、より“砂浜美術館”という空間を意識したかたちで再編集をしてくれています。ぜひ、砂浜美術館の考え方とムサビのみなさんの感性の融合をお楽しみください。

最後に、ムサビのみなさんが今回の漂流物展にこめてくれたメッセージをどうぞ。


漂流物が、海からのおくりものだとすれば・・・

雄大な砂浜美術館を想うとき、 心に浮かんできたのは、とにかくおおきな空、海、浜でした。 ただただ偉大なものに触れてしまったという実感。 そのとき、おおきくて偉大な海からのおくりものを 展示するのだなと、改めて気づかされました。

漂流物にふれることで面白さを知ってもらい、 その先のことを考えたり感じることのできるように、 「認知」、そしてその先の「プラスα」まで 辿りついてもらえればいいなと思っています。

この漂流物展が、つぎの海、浜への招待状となるように、 海からのおくりものを、あなたにもおくり届けたいです。


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漂流物展 -海からのおくりもの-
場所:3331 Arts Chiyoda(〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14)

東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分
JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩15分
※駐車場・駐輪場がございませんので、ご来場の際には、公共交通機関をご利用ください。