第21回潮風のキルト展
日時 :2015年11月13日(金)~15日(日)9:30~15:30
場所 :砂浜美術館(高知県黒潮町 入野松原)
審査員 :小林 恵
【総評】
審査はやさしくないのです。なぜって、うまい人がたくさんいらして心が乱れるからです。なにをもってうまいと思うかはそれぞれの価値観ですが、テクニックがよくてもメッセージがないとか、すばらしいメッセージがあってテクニックがもう一息というのもあるとなると難しくなります。審査をはじめて13年、今年でお別れですが砂浜のことは忘れません。みなそれぞれが個性をのばして思い思いの作品を作るのがよいと思います。みなで練磨してあなたらしさをおおいに発揮して、のびのびやってください。才能は磨けば磨くほど光ります。これからの砂浜に期待しています。すてきな人がたくさんいます。お互いに影響しあってのびていきましょう。お世話になりました。ありがとうございました。
入賞作品一覧
大キルトの部
潮風大賞 1点
タイトル :黒尊の思い出
作者 :大方町民館デイサービス(高知県)
【審査員コメント】
キルトをどう作るのか分からない人たちでも、ユニークな発想でできました。「誰でもやれば出来る」手を動かす、心をこめる、つくりあげる。すばらしいと思いませんか。
潮風賞 1点
タイトル :冬空に向って咲く
作者 :小松 和惠(高知県)
【審査員コメント】
希望を感じます。これからの砂浜にふさわしい。
ささやき賞 1点
タイトル :秋のよそおい
作者 :山中 志津香(高知県)
【審査員コメント】
アップリケとピースドの組み合わせで、鳥瞰図風景をうまく表現されていると思います。
秋の小道賞 1点
タイトル :愛するグリーン・ゲイブルズ
作者 :佐伯 良子(愛媛県)
※来場者審査によって選ばれました
らっきょうの花賞 3点
タイトル :懐しい思い出
作者 :浜﨑 あけみ(高知県)
タイトル :私の庭
作者 :田岡 朝子(高知県)
タイトル :大台ケ原から見えるという富士
作者 :大景 キミ子(奈良県)
小キルトの部
こもれび大賞 1点
タイトル :くらげ
作者 :谷宮 里恵(愛媛県)
【審査員コメント】
本当にそうですね。材料の選び方でどんなことも表現できるのを教えられました。クラゲの透明感まで、糸の選び方でこんなことも出来るアイデアの分かち合いキルト。とても素敵です。
こもれび賞 1点
タイトル :水辺のファンタジー
作者 :吉見 ミサ子(愛媛県)
【審査員コメント】
何か幻想的な表現で布地の使い方にも教えられます。素敵な表現です。
らっきょうの花賞 2点
タイトル :あっ!危険
作者 :野本 和枝(愛媛県)
タイトル :カーテンチョウアーク
作者 :上田 照美(愛媛県)