シーサイドギャラリー2026・夏  花火大会

シーサイドギャラリー2026・夏  花火大会

日時:2026年8月15日(土) ※荒天時 翌日8月16日(日)に順延

場所:砂浜美術館(高知県黒潮町・入野の浜)

主催:シーサイドギャラリー2026・夏 実行委員会

主管:NPO砂浜美術館

砂浜美術館の夏、毎年8月15日は砂浜で花火を見上げる日。 今年もシーサイドギャラリー・夏を開催いたします!

裸足で歩く砂の感触、波の音、潮風の香り、そして夜空に咲く大輪の花火。
ここにしかない「砂浜美術館」の夏の一大作品を、どうぞお楽しみください。


プログラムのご紹介

キス釣り大会〜砂はま投げキッス〜

[時間]9:00~11:30
[参加料]500円
[参加資格]小学生以上(ただし、小学生の場合は引率者が必要です)
[持ち物]エサ、クーラーBOX・仕掛け等道具を持参ください。
     竿・リールのみレンタルできます。(有料500円、要事前予約)
[スケジュール]8:00~8:30 受付(海のバザール前)、9:00~11:30 大会、
        11:30~ 審査・表彰
[運営協力]黒潮若手の会

制限時間内に釣ったキスの大きさを競うキス釣り大会。1~3位までの入賞者には豪華景品をご用意しています。ふるってご参加ください!炎天下での開催が予想されますので、帽子の着用やこまめな水分補給など、くれぐれも熱中症対策は万全!で楽しんでくださいね。

砂浜ステージ

[時間]午後5:40~7:00

いつもの砂浜をステージに、黒潮町内のダンサーやよさこいグループがシーサイドギャラリーを彩ります。ゆっくり座って聴くのもよし、踊って楽しむもよし。思い思いにお楽しみください。

盆踊り大会

[時間]午後7:00~7:50

星空の下、砂浜に立つやぐらを囲んでの盆踊り大会は、砂浜美術館ならでは。軽快な太鼓のリズムとにぎやかな音楽にのって、大人も子どもも一緒に踊りましょう!10名以上の団体参加も、個人での参加も大歓迎!ご参加いただいた方には、ここでしか手に入らない「砂浜美術館オリジナル豆しぼり」をプレゼントします。(数量限定)

花火大会

花火大会

[時間]午後8:00~8:30
「シーサイドギャラリー・夏」のフィナーレを飾るのは、砂浜美術館の天井・夜空に輝く大輪の花火。遮るものが何もない、開放的な砂浜で楽しむ迫力満点の花火はここならでは。砂浜に座ってのんびりとご覧ください。

花火につきましては、黒潮町内外の企業の方々、また黒潮町の町民の皆様のご寄付等の協力により実施しております。ここで改めてお礼申しあげます。


来場されるお客様にお願い

当日会場付近は大変混雑いたします。安全確保のため、会場周辺では交通規制を行っています。お車でお越しの方は、交通警備員の指示に従い、指定の駐車場をご利用ください。なお、駐車や交通上のトラブル等についての責任は負いませんのでご了承ください。こうちあったかパーキング駐車場をご利用の方は、可能であれば事前にご連絡ください。(※こうちあったかパーキング利用証または他県のパーキングパーミット制度利用証をお持ちの方がご利用できます)

※お問合わせ:NPO砂浜美術館 0880-43-4915

【当日の立入禁止区域と通行止めについて】
終日立入禁止:大会本部東側のサイクリングロード(砂浜ふれあい園路)
車両通行止め:午後6時から花火大会終了まで 土佐西南大規模公園・園路の一部区間

会場周辺図

花火大会当日は18時から22時まで会場付近の一部区間で車両通行止めとなります。この時間にご希望の駐車場までの経路案内に従うと、迂回する可能性があることをご了承ください。

→会場周辺の津波避難経路 図はこちらから

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シーサイドギャラリー2026・夏
場所:砂浜美術館(黒潮町・入野の浜)

第12回漂流紀行文学賞 作品募集

第12回漂流紀行文学賞 作品募集!

応募締切 :2026年9月30日(水)必着

応募料 :1編につき 千円

佐藤洋二郎

審査員 :作家 佐藤洋二郎
(元日本大学芸術学部教授・季刊文科編集委員)

【プロフィール】
1949年福岡県生まれ。中央大学卒。『夏至祭』で野間文芸新人賞、『岬の蛍』で芸術選奨新人賞、『イギリス山』で木山捷平文学賞を受賞。著書多数。2026年新作【私小説を歩く】好評販売中!
審査員インタビュー


微笑み続けている、ふたりのかみさま。
流れてきたのにはワケがある。そのワケは、みんなで考える。

募集内容

この流れてきた「ふたりのかみさま」をテーマとして漂流物となった理由を、自分勝手に想像した小さな物語を募集します。昨年の受賞作品をこちらからご購入いただけます。

応募規定

400字詰め原稿用紙5枚以内、縦書き未発表のもの。
郵送・Email添付ともにMicrosoft Word で確認できるデータ。 必要な方は、こちらの原稿用紙(ダウンロードはこちら)もご利用いただけます。応募作品の著作権は主催者に帰属します。※郵送の場合、データの返却はいたしません。

応募方法

①E-mail添付の場合
E-mailの本文に、次の項目をご記入いただき、作品を添付してお送りください。
・会員No.(※過去に参加され番号が分かる方のみで結構です)
・タイトル
・氏名(ふりがな)
・生年月日
・住所
・電話番号
・E-mail

②郵送の場合
応募用紙(ダウンロードはこちら)に必要事項を記入のうえ、作品をいれたメディア(CD等)に添付し、お送りください。応募用紙にある必要項目が確認できれば、ダウンロードした応募用紙でなくても構いません。

応募資格

不問

大賞 1編【5万円】、優秀賞 1編【2万円】、佳作 3編【5千円】

締切

2026年9月30 日(水)必着

応募料

1編につき 千円
作品応募と同時に郵便振替にてお振込みください。
[郵便振替]01690-3-27679 特定非営利活動法人NPO 砂浜美術館
[銀行振込]ゆうちょ銀行一六九店 当座 0027679 特非)NPO砂浜美術館

発表

書面にて応募者へ通知

表彰

2027年2月頃予定 大方あかつき館

応募先

NPO 砂浜美術館 漂流紀行文学係
〒789-1911 高知県幡多郡黒潮町浮鞭3573-5
電話:0880-43-4915/FAX:0880-43-1527/メール:bungaku@sunabi.com

すなびのカタチ:砂浜美術館アカデミー②

アカデミー②
砂浜美術館の巨大作品「クジラ」

砂浜美術館の館長は、砂浜の前に広がる土佐湾に生息するカツオクジラ。このクジラは回遊せずに年間通してこの海に定住しているといわれています。国立科学博物館で鯨類の研究をしている田島木綿子氏は、「日本の中で10m級のひげクジラが通年見られる、そして4~10月は確実に定住しているのが分かっているのは土佐湾しかなく、国内でも珍しい。さらに棲める環境が整っているというのは、それだけ土佐湾が豊かな海だということ。黒潮町は日本にとって特別な場所だと思う。鯨類を知ること、海を知ること、それは我々自身を知ることにもつながる。」と話してくれました。私たちは黒潮の恩恵を昔から得てきました。すぐ目の前にある潮の流れ、そこにいる生き物・環境を知るべき場所でないかと思っています。クジラやイルカは遠い存在ではなく、私たちと同じ哺乳類で近い存在です。


クジラについて深く知りタノシム、そしてカンガエルバが黒潮町で開催されています。いろいろな角度から館長を知ることができますよ。

第34回セトロジー研究会黒潮大会(2024年6月22日~23日に開催)

場所:土佐西南大規模公園・ふるさと総合センター
主催:日本セトロジー研究会(※1)
(※1)主に鯨類やその他の海棲哺乳類について、研究・普及・情報収集のネットワークをつくり活動。自然科学はもちろんのこと、人文・社会科学など専門家から市民愛好者まで幅広い人たちがいます。

(開催Report)
「鯨類学」という共通点で、全国から100名を超える人たちが黒潮町に集まり、研究発表や情報交換、つながりを広げる場としてセトロジー研究会が開催されました。懇親会も大盛りあがり。皿鉢料理を楽しみながら、みなさん声がかれるほど、クジラ談義に花が咲きました。クジラに逢える町として「見る」だけでなく「知る」ことができ、これからもクジラから「人と自然のつきあい方」を考えるホエールウォッチングを展開していきます。

第10回ホネホネサミット2025@高知県黒潮町(2025年11月22日~23日に開催)

場所:土佐西南大規模公園・ふるさと総合センター
主催:ホネホネサミット(※2)2025@高知県黒潮町実行委員会
(※2)博物館や大学などを舞台に、公の財産としてのホネの標本づくりをしている団体や個人の交流が大きな目的。また一般の方々にも参加していただき、ホネの魅力や標本として残す意義を知ってもらう機会をつくることを目的にしています。

(開催Report)
「ホネ」を共通点に、全国から31団体約140名が集まり、陸と海のさまざまな生物の標本展示を行いました。ホネから見る生物の魅力や、ホネの魅力、標本を未来へ残す意図を来場者へ伝えるサミットとなりました。出展者同士、標本にする技術の情報交換や、各地域の生物の違いなど情報交換できる場となりました。
懇親会も、130名を超え、おいしいご飯や料理を楽しみながら、熱いホネ談義をかわし、ホネホネオークションも大盛り上がり!来場者の地元住民の方も、「こんなにホネに囲まれたのは初めて。とても勉強になった」「ぼくも獣医を目指し○○大学を目指す」といった声も聞くことができ、未来のホネホネ団たちの成長が楽しみです!


アカデミー③
砂浜美術館の勝手によってくる作品「漂流物」

「よくきたね」。砂浜に流れ着いた種子を見ると、そう声をかけてあげたくなります。漂着種子の研究をしている中西弘樹氏によると、黒潮に運ばれて南方からやってくる漂着種子はおよそ50種。その多くを砂浜美術館で所蔵しています。大きさや形は様々。植物は主に5つの方法で種子を運びます。風・動物・自発・水流・海流。漂着種子は、海流を使って種を運びます。もともと、陸上の植物は海水が苦手で、海水をかけると多くは枯れてしまいます。そんな植物が生き延びるために、海を使って運ぶとは自然の奥深さを感じます。植物は苦手な海を利用して分布を広げていくために、特殊な進化をしてきました。それは浮くための構造をもつことと、いつまでも浮き続けること。例えば、ココヤシとゴバンノアシは分類学的には全く違うものですが、果皮は繊維質でコルク質であり、いつまでも腐らないなど、構造はよく似ています。
また、漂着した場所は砂浜なので、水分があまりありません。そのため、はじめから種に栄養を蓄え、その栄養で芽をのばして根をはります。種も大きいものが多く、面白い進化をしている植物たちです。

ヤシ:ヤシの仲間は世界に263種、3400種類あるといわれ、中でも代表的なのは「ココヤシ」で、熱帯各地に分布しています。今は飛行機に乗れば数時間で世界どこへでも行ける時代ですが、交通網の発達とは別次元で、私たちにロマンを与えます。

ゴバンノアシ:ゴバンノアシは果実が碁盤の足のような形をし、熱帯アジアの砂浜に広く分布しています。英名で「フィッシュ・ポイズン・ツリー(魚毒木)」とも呼ばれ、種子に麻酔性があるので、太平洋の島々では果実を砕いて魚を獲るのに用いられたそうです。


今年は15年ぶりに、黒潮町で漂着物学会が開催されます(これまで第1回と第10回に開催)。漂流物をこよなく愛する人たちが一同にあつまり、わいわい語り合います。講演会や研究発表もありますよ。どなたでも参加できます。

第25回漂着物学会黒潮大会

日時:2026年10月17日(土)~18日(日)
会場:土佐西南大規模公園・ふるさと総合センター
主催:漂着物学会(※3)

(※3)四方を海で囲まれた日本の海岸には、昔からいろいろなものが流れ着きます。じっくり観察すると、環境問題・民俗学・自然科学・文学・芸術などたくさんのメッセージが含まれています。この学会では、いろいろな関心や研究を一定の枠の中にはめ込むのではなく、あらゆる分野を網羅した自由な学会を目指しています。


ここに住む町民や訪れる来館者、そしてここをフィールドとする研究者もみんなで砂浜美術館の常設作品をつくりあげていきたい。砂浜美術館アカデミーでは、作品を楽しみ、カンガエルバをつくり、これからも話題を発信していきます。

すなびのカタチ:砂浜美術館アカデミー①

そもそもの話

私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です。
ものの見方を変えると、いろいろな発想がわいてくる。
4kmの砂浜を頭の中で「美術館」にすることで、新しい創造力がわいてくる。
時代を少し動かせるのは、一人一人の小さな感性の集まり。

砂浜が美術館だとすると
「美しい松原」が作品です。
沖に見える「くじら」が作品です。
卵を産みにくる「海亀」が作品です。
砂浜をはだしで走り、貝殻を探す「子どもたち」が作品です。
流れ着く「漂流物」が作品です。
波と風が砂浜にデザインする「模様」が作品です。
砂浜に残った「小鳥の足あと」が作品です。

作品は24時間365日展示され、時の流れるままに変化します。
BGMは波の音、夜の照明は月の光…

以前はたまにこんな電話が事務所にかかってきました。
「今、砂浜にいるのですが砂浜美術館はどこですか」。
その答えは「そこです」。
Tシャツアート展のような企画展を開催している時だけが美術館ではなくて、普段当たり前に見ている風景の中に作品があるから。
でも、その常設作品を実は私たちもあまり深く知らないことに気がついたのです。気がつき始めたきっかけの1つは、作品が徐々に変化していることを感じたからでした。
「最近、松枯れが目立ってきたな」
「Tシャツアート展を開催するたびに、砂浜が狭くなっていくのを感じる」
「クジラ館長に出逢える場所が陸から遠くなった」 などなど。

作品を深く知ることは、楽しいことであり、同時にその作品がこれから先も変わらずそこにあるために、何をしたらいいかを考えることでもあります。大きな美術館には「コンサバター」と呼ばれる仕事をしている人がいるそうです。文化財や芸術作品を専門的に保存・修復する「保存修復士」。作品の状態を維持・管理し、後世へ伝えていく役割で、作品の点検、汚れの除去、適切な展示方法の検討、修復作業などを行うとのこと。ならば、砂浜美術館にもコンサバターのような役割をもった仕事が必要なのでは!? 作品はスケールが大きく、人工物でないので人間の力ではどうにもならないこともあるのですが、そんな意識ももって「作品」を見ると、いろいろな発見があるかもしれません。そのきっかけづくりが「砂浜美術館アカデミー」です。

アカデミー①
砂浜美術館の一大作品「砂浜(入野の浜)」と「美しい松原(入野松原)」 

Tシャツアート展の会場となる入野の浜は、潮風のキルト展(11月中旬開催)の会場となる入野松原にとって重要な役割をもっています。川は陸から砂を運び、沿岸に砂浜をつくります。全国的に自然海岸が減少している中で、入野の浜は貴重な財産です。海岸線には多様な植物群落がみられます。そして、砂丘には海浜植物が生え、その背後にはクロマツの林が広がり、さらに常緑樹林へと環境に応じて植物の種類や高さも変化していきます。砂丘というと広大な砂の山を思い浮かべますが、砂丘は普通の砂浜にもあります。前浜と後浜があって、その後ろに飛砂がたまって盛り上がっているところが砂丘です。砂浜の研究をしている清野聡子氏によると、砂丘の大きさよりも、その連続性が重要とのこと。それが、入野の浜と入野松原にはあります。
海岸の植物は極めて過酷な環境に生育しています。夏には表面温度が50℃を超えることもある砂浜は、常に乾燥し強い潮風にさらされます。砂浜をはうように生きるハマゴウやハマヒルガオなどの植物は、葉や茎を厚くし表面に光沢をもたせたり、毛を生やしたりすることで塩分の侵入や水不足を防ぎ、根を地中深くまで伸ばして強風で飛ばされないように必死で耐えています。これらの植物が根を張ることで砂丘が安定し、背後のクロマツ林の育成を助けているのです。意外なことと思われるかもしれませんが、地形が砂浜から松原へと自然のまま徐々に移行する空間は全国的にも少ないそうです。
Tシャツがひらひらする「砂浜」、キルトがゆらゆらする「松原」は、こんな関係性のもとに成り立っているのです。

ハマゴウ:海浜に生える落葉の低木。花は7~9月に咲く。枝は四角形で果実はさわやかな匂いがする。

ハマヒルガオ:海岸の砂浜に生える多年草。花は5~6月に咲く。葉の脈がはっきりと見え、砂の上を茎が伸びる。

入野の浜と入野松原