【職員募集】まちをタノシム!一緒に活動する仲間を募集しています

【職員募集】まちをタノシム!一緒に活動する仲間を募集しています

黒潮町には立派な観光施設はありません。高知空港からも車で約2時間と交通の便もよくありません。しかし、だからこそ残されている自然、またそんな自然と上手につきあっていく知恵や文化、それを大切にしている人々の暮らしがあります。

砂浜美術館ではそうした地域資源を再発見し、アート・映像・観光・スポーツ・公園などの分野を軸として地域内外の人々と交流し、楽しみや感動、発見を共有できる場を創造することに挑戦しています。一緒に活動してくれる仲間を募集しています。


観光部(1名)

町の人たちも、訪れる人たちもみんなが楽しめる企画・運営を一緒にしませんか(現在、観光部のメインスタッフは3名)。

砂浜美術館のメインフィールドである長さ4kmの砂浜。この砂浜で開催されるTシャツアート展をはじめ、シーサイドギャラリー(砂浜美術館が実施する企画展)の企画運営を行っています。また、土佐湾に生息するカツオクジラ(砂浜美術館の館長です!)に逢いに行くホエールウォッチングや地域資源を活用した体験プログラムの実施などを行っています。

Tシャツアート展会場で、地元小学生に青空教室をしています↑Tシャツアート展会場で、地元小学生に青空教室をしています

漁師さんの操る漁船でいく大方ホエールウォッチング↑漁師さんの操る漁船でいく大方ホエールウォッチング

採用人数 1名(有期雇用)
業務内容 ・シーサイドギャラリー(Tシャツアート展・潮風のキルト展等)イベントの企画運営
・体験プログラムの実施(ホエールウォッチング・防災学習プログラム等)など
採用期間 随時~2026年3月31日 ※継続雇用の可能性あり
※採用後6ヶ月間は試用期間とします。試用期間が終了し、砂浜美術館の職員として適正な方を本採用とします
勤務時間 8:30~17:15
休日 土日・祝祭日分の休日
(土日・祝祭日勤務あり。1ヶ月単位で勤務シフトを組んで仕事をします)
給与 月給 177,000円~194,200円
・雇用保険・社会保険あり(年齢・職歴に応じて)
・通勤手当、時間外手当、賞与(年2回) 
勤務場所 ビオスおおがた情報館(高知県幡多郡黒潮町浮鞭3573-5)

<応募条件・方法>

応募条件 ①砂浜美術館の活動、考え方に共感をもっている者
②普通運転免許を有する者、又は取得予定者
③パソコン(ワード、エクセル)操作ができる者
応募方法 ◆1次試験 書類選考
履歴書を下記まで郵送またはご持参ください。
募集は随時
◆2次試験
面接(ふるさと総合センター(黒潮町入野176-1) もしくは オンライン)
お問合せ 不明な点は、NPO砂浜美術館事務局までお問い合わせください
〒789-1911 高知県幡多郡黒潮町浮鞭3573-5 道の駅ビオスおおがた情報館 内
TEL:0880-43-4915、E-mail:nitari@sunabi.com(担当:村上・山本)

公園管理部(1名)

砂浜美術館が指定管理者となっている高知県立土佐西南大規模公園(大方・佐賀地区)の管理運営の業務のうち、スポーツゾーン担当スタッフを募集します。

砂浜美術館の目で見たら、公園は巨大な屋外ミュージアム。
美しく咲く花や植物、移り変わる季節とともに表情を変える風景、そしてその公園に集いスポーツをしたり散歩をしたりして楽しむ人たち。それらすべてが作品です。そうした作品が生まれる舞台をつくる、それが公園管理部の仕事です。

年間約10万人を超える人が訪れるにぎやかで活気のある公園です。わたしたちの仕事の先に喜んでくれる人はとてもたくさんいます!それがこの仕事の醍醐味です。また、豊かな自然の中で、幅広い世代の人とかかわりを重ねていくことは、自分自身の成長にもつながります。そんな毎日を一緒に楽しみましょう。

↑スポーツゾーンにはテニスコート、体育館、サッカー場、陸上競技場、パークゴルフ場、人工芝グラウンドなど多様な競技を楽しめる施設があります

漁↑“建物のない美術館が管理運営する都市公園”として令和5年度第39回都市公園コンクール「国土交通省都市局長賞」を受賞しました。

↑スポーツツーリズムの推進でたくさんの方が大会・合宿に訪れています。

採用人数 1名
業務内容 ・高知県立土佐西南大規模公園(大方地区)スポーツ施設の窓口担当
・公園施設の利用予約受付、窓口案内、施設の清掃や簡単な整備
・施設や設備の修繕手配、消耗品の更新
・各種報告書作成、広報(SNSなど)
採用期間 正社員 2025年11月1日採用 ※試用期間6ヶ月
勤務時間 8:30~17:15 ※ただし7月~9月は7:00~15:45早朝対応シフトあり
休日 土日祝祭日分の休日
(土日・祝祭日勤務あり。1カ月単位で勤務シフトを組んで仕事をします)
給与 初任基本給は183,500円
・雇用保険・社会保険あり
・通勤手当、時間外手当、賞与(年2回)
勤務場所 高知県立土佐西南大規模公園体育館事務所(高知県幡多郡黒潮町入野388)

<応募条件・方法>

応募条件 ①砂浜美術館の活動、考え方に深く共感をもっている方
②普通運転免許を有する者、又は取得予定者
③パソコン(ワード、エクセル、メール)操作ができる方
応募方法 ◆1次試験 書類選考 ≪書類は9月30日(火)必着≫
①履歴書、②作文 テーマ「地域に愛される公園づくりとは」800字以内
①②を下記まで郵送またはご持参ください。書類締め切り後、10月初旬に受験者全員に電話で試験結果を通知します。
◆2次試験
1次試験合格者を対象に10月中旬頃に実施 
面接場所はふるさと総合センター(黒潮町入野176-2) もしくは オンライン
お問合せ ご不明な点は、NPO砂浜美術館事務局までお問い合わせください。
TEL:0880-43-4915、E-mail:nitari@sunabi.com(担当:山本)

第31回 潮風のキルト展 出店者募集

第31回潮風のキルト展 出店者募集!

第31回潮風のキルト展 出店者募集

砂浜美術館では第31回潮風のキルト展の出店者さんを募集しています。

出店期間:2025年11月14日(金)~11月16日(日)10:00~15:00

出店料:1日500円

会場:入野松原・潮風のキルト展会場(宮川公園)※雨天時は ふるさと総合センター

募集締切:2025年9月26日(金)

必ず出店要項をお読みください。

出店要項・申込書はこちらから

Googleフォームからのお申込みも可能です。
(回答時にログイン情報を求められる場合がございます)

Googleフォームの方はこちらから

※今後の開催内容等の詳細については、都度ホームページ等でご案内させていただきます。

お問合せ先
NPO砂浜美術館事務局
〒789-1911高知県幡多郡黒潮町浮鞭3573-5
担当:有光
TEL:0880-43-4915 / FAX:0880-43-1527 / MAIL:nitari@sunabi.com

すなびのカタチ:モウソウの町 

砂浜美術館のある町、黒潮町には数年前より「空想をカタチにする町」というキャッチコピーがある。このコピーにはある仕掛けがあり、空想と書いて【モウソウ】というルビが充てられている。妄想癖のある私としてはとても好きなコピーである。ある日、いつものように砂浜の入り口にあるベンチに座ってこの空想という文字に自分がルビを充てるならどうするだろうか考えたことがあった。このベンチは砂浜と松原の間あり、普段はサーファー達が海を眺めながら良い波が来るのを待っている。私が砂浜美術館の企画を考える時はほとんどがココであり、私にとっての「カンガエルバ」である。少し話が逸れてしまったが、【空想】という文字に自分がルビを充てるなら……。【かのうせい】が頭に浮かんだ。私は可能性がゼロでない限り、一度はアプローチしたい性分である。そして私にとっては「可能性」=「砂浜美術館」なので変わったことをしているつもりはない。現実的ではない「可能性」を優先してしまう癖について自分なりに考えてみた。おそらくこれは「オモロい」がベースにあるのだろう。砂浜で授業するから「すなはま教室」。砂浜に町長が出勤してくるから「すなはま町長室」。それなら環境大臣が来るなら……オモロそうだな。ということで昨年は「すなはま環境大臣室」を創った。大臣が霞が関の自室からネームプレートを持ってきたことは予想外のオモロさだった。すべて「砂浜でこんなことができたらオモロいだろうな」という発想から動き出したことだ。

砂浜に流れ着くゴミも、大切な【かのうせい】である。砂浜には毎日たくさんの作品(漂着物)が無償で届く。当然招かざる作品も届くわけだが、私が特に好きなのは「メッセージボトル」である。この「メッセージボトル」を起点に、これを流した本人に会いに行くという企画が立ち上がり、2023年にアメリカへ渡った。差出人に会いに行く途中にヒューストンという街があり、そこにはNASA(アメリカ航空宇宙局)があった。先に書いた私の性分からその後の行動を想像して頂きたい。結果としてNASAに入館し、興奮そのままに、後日NASAの現役職員が黒潮町を訪れ、子ども達に夢や宇宙の話をしてくれるという尾ヒレまで付いた。砂浜に勝手に届いた作品がNASAへと繋がるのだから砂浜美術館はオモロい。どの企画もきっかけは単純に自分がオモシロがりたいだけ。そう考えると【空想】に充てるルビは「オモロい」になるのか。ここからは私のまだやっていないが「オモロそう」を紹介したいと思う。

ルーブル美術館で漂流物展

砂浜に流れ着くゴミを並べて楽しむ「漂流物展」と、ひとつの漂流物を題材に、流れてきたワケを自分勝手に想像した物語を公募する「漂流紀行文学賞」という企画を行っている。この作品展を海外の人向けに開催したらオモロいのではないだろうか?漂流物は環境・文化・歴史・科学などの様々なインスピレーションを与えてくれる。「パリのルーブル美術館で漂流物展」海外の美術館といえばでルーブルしか出てこないあたりが自分らしい。【漂流物展 in Musée du Louvre】みなさまぜひ会場に足を運んで頂きたい。

修学旅行はNASA

アメリカ航空宇宙局。そこは宇宙を軸に、航空力学・海洋学・農業・環境・医療・文化や歴史に至るまで様々な研究が行われている機関で、言い換えれば可能性の宝庫なのである。私の中では【NASA=可能性=砂浜美術館】になるので、そんな場所を町の子ども達が訪れ、NASAのスタッフに方言で質問を投げかける。きっとそこにはオモロい風景が広がっているに違いない。「黒潮町の子どもたちは修学旅行でNASAに行っています。」食いつく人は多いのではないだろうか。

カリフォルニアでひらひら

砂浜美術館の前の海の少し向こうにカリフォルニアビーチがある。ムキムキマッチョのお兄さんや、金髪のビキニのお姉さんが沢山いるビーチでTシャツが風に揺れる風景は、Tシャツたちもいつもより陽気にひらひらとはためくに違いない!

入野松原特別名勝指定に

砂浜美術館のすぐそばにある入野松原は、2028年2月に国の名勝指定100年を迎えます。(名勝:すぐれた国土美の有様を様々なかたちで表現するもの)
砂浜美術館でも30年前から秋に「潮風のキルト展」をこの松原で開催し、隣接するラッキョウ畑にはピンクの花が咲きほこり松原に季節の彩りを加える。この町の学校遠足では、昔からこの松原を通って砂浜へ行くのが定番で今もなお続いている。松原は町民にとっては思い出の場所であり、砂浜美術館にとっても地域文化の溶け込んだ一大作品でもある。そんな入野松原が「国の特別名勝(特別名勝:名勝や史跡のなかで、特に学術的価値が高く、日本文化の象徴ともいえるもの。)に指定!」当たり前にあった松原の価値観が突然変化する。これはこれでオモロそう。

色々書いたが、結局「オモロいをカタチにする美術館」私にとってはそれが砂浜美術館である。今回書いた妄想はすべて実行する予定だ。ただ、開催時期が未定なだけ。ひとまず開催時期がくるまでは、いつものベンチに座り、海をみながらオモロいことを妄想しようと思う。そして良い波が来た時に、直ぐに駆けだせるサーファーのように準備だけはしておこう。

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≪筆者≫
松下 卓也(まつした たくや)

黒潮町海辺生まれ。
砂浜美術館映像部でケーブルテレビ等を担当。
企画チームリーダーとして事業部をまたいだ活動も担当している。

第10回ホネホネサミット2025@高知県黒潮町

第10回ホネホネサミット2025@高知県黒潮町 第10回ホネホネサミット2025@高知県黒潮町

高知県黒潮町で2025年11月にホネホネサミットの開催が決定しました!
砂浜美術館と大方ホエールウォッチングが主体となり、実行委員のメンバーで準備を進めております。現在、一緒にホネホネサミットを盛り上げてくれる出展者募集中です!詳細は、下記をご覧ください。

■出展申込み締切:7月14日(月)

まだ、人数や詳細な出展内容等が決まっていなくてもかまいません。お申込みいただいた出展者・出展団体には、8月中に出展に必要な机や機材などの関する詳しい案内をお送りします。

■出展料:無料

小・中学校の学生でも出展できるよう無料としております!

ホネホネサミットは、博物館や大学などを舞台に、公の財産としてのホネの標本づくりをしている団体や個人の交流が大きな目的です。その他にも、さまざまな形でホネの標本づくりに関わっている者同士が交流できればと考えています。 また、イベントとして一般の方々にも来場いただき、ホネの魅力や動物の死体を標本として残すことの意義を、子どもから大人までの多くの人に知ってもらう機会にもしたいと考えています。 それぞれが作ったホネの標本を展示したり、活動内容を紹介したり、皮むきや骨取り技術の交換をしたりして、楽しく盛り上がり、一緒に未来あるイベントを作り上げましょう!!

■出展対象

自然史系博物館などを中心に骨格などの動物標本製作活動をしている団体・個人。その他、骨格標本製作を行っている団体・個人。芸術活動をされている団体・個人も歓迎しますが、実物の骨の形の面白さを伝える内容をお願いします(単にホネをモチーフにしているだけの場合は出展対象外)。博物館、学校の生物・科学部、大学の研究室・サークルなどの出展も大歓迎です♪

■出展に際して

1、出展料は無料。
2、会場までの搬入・搬出は各団体でお願いします。
3、出展希望が多数の場合はお断りする場合があります。
  その場合、博物館などを中心に動物標本製作活動をしている団体・個人の出展を優先します。
4、骨格標本作成またはホネにまったく関係のない、あるいは今回のイベントの趣旨にそぐわないと 事務局が判断する出展はお断りすることがあります。
5、生物の配布は禁止します。
6、次のような出展はできません
  ・生物を配布するなど自然保護上問題のあるもの
  ・ブース内での飲食をともなうもの
  ・販売のみを目的としたもの
  ・会場内に多量のゴミが出るもの
  ・大きな音がでるなど、周辺の出展者に迷惑のかかるもの

■出展要項

こちらからダウンロードできます

■お申込み方法

第10回ホネホネサミット2025@高知県黒潮町公式WEBサイト「出展者募集」に掲載されているフォームからお申込みください。

第10回ホネホネサミット2025@高知県黒潮町

【共催】
NPO砂浜美術館、大方ホエールウォッチング、四国自然史科学研究センター、
高知大学同好会「いきものや」、高知みらい科学館、黒潮町、黒潮町教育委員会

【後援】
横倉山自然の森博物館、岡山理科大学獣医学部(予定)、朝日新聞高知総局、
毎日新聞高知支局、株式会社デイリースポーツ、産経新聞社、高知新聞社、
RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、エフエム高知、
NHK高知放送局、読売新聞高知支局

【お問い合わせ】
Email:honesami2025kochi#gmail.com
(第10回ホネホネサミット2025@高知県黒潮町実行委員会)
#を@に変えて送信してください

TEL:0880-43-4915
(NPO砂浜美術館観光部)
担当者が不在の場合もあります。なるべくメールでのお問い合わせをお願いいたします