第26回Tシャツアート展、作品応募スタート!

第26回Tシャツアート展、作品応募スタート!

人と自然のつきあいかた

第26回Tシャツアート展、作品応募スタート!

応募締切 :2014年3月7日(金)

応募料 :4,000円(Tシャツ製作費、送料、その他の経費含む)[複数応募や団体割引アリ]

審査員 :ナガオカケンメイさん(デザイン活動家)

こちらの応募は締め切りました。数多くのご応募ありがとうございました!

ナガオカケンメイさん

【プロフィール】
京都造形芸術大学教授・武蔵野美術大学客員教授。すでに世の中に生まれたロングライフデザインから、これからのデザインの在り方を探る活動のベースとして、47の都道府県にデザインの道の駅「D&DEPARTMENT」を作り、地域と対話し「らしさ」の整理、提案、運用をおこなっている。2012年より東京渋谷ヒカリエ8/にて47都道府県の「らしさ」を常設展示する、日本初の地域デザインミュージアム「d47 MUSEUM」を発案、運営。


ひらひらの風景に参加しよう!(作品の応募方法について)

Tシャツアート展のTシャツは、すべて一般公募によるデザインです。みなさんの参加で、ひらひらの風景ができあがります。

ご応募いただいたデザインは、砂浜美術館がTシャツにプリント。第26回Tシャツアート展にて“ひらひら”した後、世界にひとつだけのオリジナルTシャツを、潮風の香りとともにあなたにお届けします。

WEB応募はコチラ

1.デザインをつくってみよう!

1.デザインをつくってみよう!

● 原画:絵画・手書きイラスト・プリントアウトしたCGなどは、A6判(ハガキサイズ)~B4判。画材は自由です。
● 写真:サービスサイズでお願いします。
※原画・写真は、Tシャツ返送時にあわせて返却いたします。
● 画像データ:ファイル形式JPEG/画像解像度250dpi程度/画像モードCMYK(RGBでの受付も可能ですが、印刷後の色具合が多少異なることがあります)。データが1作品1MB以下になるようにお願いします。ファイル名は作品タイトルに拡張子.jpgをつけてください。
(例:「砂浜美術館」というタイトルの作品の場合「砂浜美術館.jpg」)

2.Tシャツのサイズを選ぼう!

2.Tシャツのサイズを選ぼう!

Tシャツは、オーガニックコットン100%の砂浜美術館オリジナル。日本の職人さんがグリーン電力で縫製した、人にも自然にもやさしいTシャツです。

Tシャツのサイズを見なおしました!

より体にあったサイズをお選びいただけるよう、男女兼用のフリーサイズにしました。

Tシャツのサイズが新しくなりました!

● 作品はTシャツの胸の位置、中央に規定のプリントサイズでプリントします。トリミングやプリント位置の指定はできません。白い余白は画像に含みません。よくある質問

● 作品は捺染システムでTシャツに直接プリントします。染物なので、原画と色が微妙に異なります。写真は、細かな部分の再現性と、色合いが微妙に異なります。
● 原画の白い部分(余白)は透明扱いとなり、素材の色となる場合があります。また、原画の色が薄い部分は素材の色が透けて見えます。

3.砂浜美術館に送ろう!

3.砂浜美術館に送ろう!

A.郵送

作品が原画や写真等の場合は、応募用紙をダウンロードし必要事項を記入後、作品の裏面にセロテープで貼り付け下記のお問合せ先まで郵送してください。データの場合は、CD-R等の保存用メディアに氏名と作品タイトルを記載し、作品見本として画像をA4用紙にプリントアウト(カラー)したものに応募用紙を貼って同封してください。作品と同時に応募料のお振込みもお願いいたします。保存メディアと見本は返却いたしませんのでご注意ください。

お問合せ先
NPO砂浜美術館事務局
〒789-1911高知県幡多郡黒潮町浮鞭3573-5
TEL:0880-43-4915 / MAIL:nitari@sunabi.com

お振込み先
郵便振替
口座番号:01690-3-27679
口座名義:特定非営利活動法人 NPO砂浜美術館

銀行振込
ゆうちょ銀行(銀行コード9900) 一六九店(支店番号169)
当座:0027679
口座名義:特定非営利活動法人 NPO砂浜美術館 トクヒ)エヌピーオースナハマビジュツカン

B.WEB

砂浜美術館のWEBショップ「すなびてんぽ」の“参加するsunabi”からTシャツアート展をクリック。必要事項を記入しデータをお送りください。WEBからの応募については、銀行振込(or郵便振替)に加え、便利なクレジット決済もお選びいただけます。

ご家族やご友人といっしょに・・・
複数まとめてご応募いただくとお得です!
もちろん個人の複数応募も大歓迎★

1.5点以上

5点以上まとめて応募・受け取りが可能な場合は、応募料が作品1点につき4,000円から3,500円になります。

● 作品は必ず代表者が、上記のA.郵送、B.WEBのいずれか1つの方法で、一度に応募して下さい。
● 応募料は必ず代表者名で、点数分をまとめて一度にお振込み下さい。
● 作品は代表者宛に、まとめて返送します。(個別返送をご希望の場合は適応できませんのでご注意ください)

2.さらに20点以上まとめると

みんなが並んでひらひらします!団体の方のTシャツを、特別コーナーにサイズ順に関係なくずらっと並べ、団体を紹介するチラシ(A4~B4サイズ)を看板に貼っていっしょに展示します。

5点以上の応募条件に加え・・・
● ご希望の方は、郵送時の封筒もしくはWeb応募フォームのお問い合わせ欄に「団体展示希望」とお書きください。お伝えがない場合は、基本的に通常の展示(サイズごと・エントリー順)となりますのでご注意ください。
● 団体を紹介するチラシは、原本もしくはデータを上記のお問合せ先までお送り下さい。

20点以上の団体応募は看板つき!

4.ひらひらします。

4.ひらひらします。

全国から集まったみんなの作品が、一斉に砂浜でひらひらします。毎年およそ1000枚が並ぶのですが、今回ははたして・・・?

賞もあります!
●「Tシャツアート展」期間中は、300円の協力金をいただきます。
●「Tシャツアート展」は屋外で開催されます。従って天候等により、やむを得ず日程変更、中止となる場合もあります。
● 他人の著作権、肖像権を侵害したり、著しく風紀を乱す恐れのある作品の受付はできません。
● 作品の著作権は主催者に帰属します。
● 入賞作品の原画・写真・画像データは主催者に帰属します。
● 主催者は、作品の受付からTシャツの返却までその管理には細心の注意を払いますが、展示期間中、台風等の災害によりTシャツを喪失した場合や、万一原画に破損や紛失が生じた場合、それらの弁償はできません。

5.Tシャツを受けとろう!

5.Tシャツを受けとろう!

5月下旬、Tシャツを潮風の香りとともにあなたにお届けします。世界に一つだけのオリジナルTシャツ、着心地のよさも抜群ですよ。(作品は、Tシャツ送付時に返却します)

WEB応募はコチラ

第19回 潮風のキルト展は終了しました。

第19回 潮風のキルト展

人と自然のつき合い方を考える

第19回 潮風のキルト展

日時 :2013年11月22日(金)~24日(日)9:30~15:30

場所 :砂浜美術館(高知県黒潮町 入野松原)【雨天】ふるさと総合センター

※協力金300円(中学生以上・協力金の一部は入野松原の保全に活用させていただきます)

主催 :特定非営利活動法人NPO砂浜美術館

協力 :パッチワークキルトサークルあずさ、自然工房

後援 :高知新聞社、朝日新聞高知総局、読売新聞高知支局、日本経済新聞高知支局、
株式会社デイリースポーツ、産経新聞高知支局、NHK高知放送局、RKC高知放送、
KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、エフエム高知

審査員 :小林 恵(コバヤシケイ)

【プロフィール】
1964年渡米。68年ニューヨークでデザイン会社を作り、80年フリーランスとして独立。アメリカンキルトを日本に紹介。アメリカンキルト事典(文化出版局)他著書多数。アメリカンライフスタイルを専門に執筆、プロジェクト企画。日米草の根文化交流協会(ニューヨーク州)ディレクター。


今年で19回目となる潮風のキルト展は、砂浜美術館の秋の代表作品です。全国から集まったキルたちトが小春日和の松原で静かに潮風にそよぎ、太陽の光の具合で、室内では味わうことのできない色々な表情を見ることができます。

・入賞結果、審査員総評はこちらからどうぞ。

・フォトギャラリーはこちらから。

・今年のフライヤーはこちらから。

・過去のキルト展はこちらからどうぞ。

くつろぐわんちゃん

楽しみかた

キルトとらっきょうの花見

砂浜美術館の秋の作品はこれ

キルトとらっきょうの花見

色とりどりのキルトと、赤紫色のらっきょうの花畑が作り出す穏やかな風景に、だんだんと気持ちもゆるんでしまう秋の砂浜美術館。遠くから見たあと、キルトに近寄ってみれば、一つひとつの作品はやさしく、きっと心が笑顔になるはず。

らっきょうの花見客
野点・茶波茶葉亭

自然の中でいただく豊かなひとときを

野点・茶波茶葉亭

秋空の下、目の前に広がるらっきょうの花畑、潮風にそよぐキルトを見ながらのお茶はいかがですか?
好きな茶碗を選んで、自然の中でいただく一服に心がほっこりします。お気軽にどうぞ♪

日時 11月24日(日)10:00~15:00
料金 300円(お茶・お菓子)
海辺のお店屋さん

人のあったかさがうれしい小さなマーケット

海辺のお店屋さん

おいしいもの、手作りのかわいいもの、人の笑顔・・・。そっと心を満たしてくれる、素敵な出会いのある青空マーケットです。端切れの布などを使って小物をつくるワークショップもあるよ★

日時 全日程 9:30~15:30
ぶらぶらしませんか。

砂浜美術館の秋の作品を巡る日帰りツアー

ぶらぶらしませんか。

秋の砂浜美術館は見どころがたくさん。自然とアートが織りなす風景を楽しみながら、スタッフと一緒にのんびり歩こう!
お昼は地元食材で作る黒潮御膳をご用意◎その後はガラス工房をの見学をします。

日時 11月22日(金)・24(日)
10:00~15:00
集合 土佐入野駅(解散も同じです)
料金 2,000円(食事込・黒砂糖のお土産付)
問合せ 0880‐43‐4915
ネットからもご予約できます
スタッフがご案内します

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潮風のキルト展
場所:砂浜美術館(高知県黒潮町・入野松原)

すなびてんぽ in OSAKA

すなびてんぽ in OSAKA

大阪で出張販売します

すなびてんぽ in OSAKA

日時 :2013年11月9日(土)、10日(日)10:00-17:00

場所 :せんちゅうパル南広場

高知県幡多広域観光物産展inせんちゅうパル」に『すなびてんぽ』が出張販売します。黒潮町の特産品をはじめ、てぬぐいやフィギュアなどの砂浜美術館ミュージアムグッズも販売!試食もたっぷりご用意してお待ちしています。

また、『すなびてんぽ』だけでなく、幡多郡6市町村の特産物が一度に楽しめますので、ぜひ遊びに来てくださいね♪


商品アイテム一覧

くじらっきょう酢漬け

くじらっきょう酢漬け

高知県内生産の約7割を占める、黒潮町自慢のらっきょうです。

くじらっきょう昆布入り

くじらっきょう昆布入り

ピリッとした辛味とサッパリした酸味、それと昆布の旨味が口の中に広がります。

黒砂糖・粒状

黒砂糖・粒状

粉状に対してこちらは粒状。そのまま飴玉のように食べてもgood!

さとうきび酢

さとうきび酢

黒潮町産さとうきびを100%使用し、じっくり発酵・熟成させた「さとうきび酢」。

うるち米の こめあめ

うるち米の こめあめ

自家製減農薬の米と自家製無農薬の麦でできた、昔なつかしいこだわりの米飴。

HIRAHIRAてぬぐい

HIRAHIRAてぬぐい

2つ並べて暖簾にしてもかわいい、縦デザインのてぬぐいです。

ニタリクジラのフィギュア

ニタリクジラのフィギュア

株式会社海洋堂とのコラボレーション、手乗りサイズのリアルなニタリクジラです。

くじらっきょう黒糖入り

くじらっきょう黒糖入り

自慢のらっきょうを町内産の黒砂糖で甘酢漬けに。すっきりした甘みが特徴です。

黒砂糖・粉状

黒砂糖・粉状

じっくりコトコト、伝統的な薪釜炊き製法で。こちらは使いやすい粒状。

さとうきび蜜

さとうきび蜜

煮物などのお料理は、まろやかで上品な味に。お菓子づくりにも最適です。

黒糖かりんとう

黒糖かりんとう

精製していない天然の甘みを、ポリっとかりんとうで、お楽しみください。

もち米の こめあめ

もち米の こめあめ

料理の調味料やお菓子作りに、おやつに。紅茶に入れてもとても美味しいです。

切り絵館長てぬぐい

切り絵館長てぬぐい

光の切り絵作家・酒井敦美さんデザイン、ニタリクジラのてぬぐいです。


アクセス

電車・モノレールをご利用の場合

・北大阪急行 千里中央駅 徒歩0分(大阪市営地下鉄 梅田駅より約20分)
 →改札口を出ると、すぐパルの地階があります。とっても便利ですよ

・大阪モノレール千里中央駅 徒歩1分(大阪モノレール 大阪空港駅より約13分)
 →改札口を出て橋を渡ると、パルの2階南エリアに出ます。

お車をご利用の場合

名神・中国・近畿道をご利用の方・・・吹田IC出て約10分 新御堂筋をご利用の方・・・千里中央を出られて約5分

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高知県幡多広域観光物産展 in せんちゅうパル
場所:せんちゅうパル南広場

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「その日」 そもそものきっかけ・39日間の物語 最終話

クジラと城の砂の彫刻

↑クジラと城の砂の彫刻

笑って帰ったゼネコン営業マン

企画書が届いた翌日、大方町議会の定例議会にTシャツアート展の補正予算案が提出されました。これに新聞記者が注目しました。わたしは町長に「記者会見をしますか」とたずねたのですが、必要ないといわれました。しかし6月27日の朝刊には、朝日新聞と高知新聞の両紙に大きく「入野海岸を砂の美術館に」と出ました。

それは「砂浜美術館」という5つの文字が、ついに世の中へ出た瞬間でした。そしてそれは、わたしたちが梅原さんとはじめて会った5月20日から数えて39日めのできごとでした。

砂の美術館でのTシャツ写真展や砂の彫刻展のイメージ図

↑砂の美術館でのTシャツ写真展や砂の彫刻展のイメージ図

(以下、1989年6月27日・朝日新聞より)

入野海岸を砂の美術館に

大方町が計画を議会に提案
「一面でイベント」

幡多郡大方町は、同町の名勝・入野松原沿いの海岸を砂浜美術館に見立て、写真入りのTシャツを砂浜一面に展示するなど、今年度から様々なイベントを実施していく計画をまとめ、26日開会の六月議会に提案した。

計画によると、砂浜美術館(シーサイドギャラリー)は、入野海岸そのものを美術館に見立て、入野松原はもちろん、そこで見られるクジラやウミガメ、近くで作られているラッキョウ、黒砂糖などすべてを作品と考えていこうというもので、住民の自然を大切にする気持ちを盛り上げるとともに、観光客らに同町のイメージアップを図る。

今年は、その手始めとして、毎年8月に入野海岸で開かれている「フェスティバル大方」に合わせ、Tシャツ写真展や砂でクジラや城の造形をする砂の彫刻展を開く。今年は8月13日から15日になる予定で、このほかにも花火大会や釣り大会、盆踊りなどの催しがある。

Tシャツ写真展は、「気分はウエストコーストのまち」とのサブタイトルで、入野の青い海と空がアメリカ西海岸に似ていることから考えられた。向こうのいろいろな風景写真を白いTシャツ200枚にプリントし、砂浜一面にロープを渡して展示する。来年からは、一般から写真を募集し、それをTシャツにプリントして展示することも考えており、2000枚程度に規模を広げていく予定。

砂の彫刻は、同町が2年前から試みているが、作品数をさらに増やして、数年後には札幌の雪祭りのような大がかりなイベントにする計画。

同町は「この町にあるすべての美しいものを、砂の美術館というイメージで結びつけることで、町の活性化に役立てたい」と話している。

この新聞報道にはこんな後日談があります。記事が出た数日後のことです。役場の前の社会福祉センター内にある砂浜美術館の事務局に、大手ゼネコンの営業マンが訪れました。「美術館を建設するそうですが、ぜひ建設をわが社に」というのです。そして、わたしたちの前に業務実績資料を広げて、ていねいに説明をはじめました。30分ほど聞いたところで、「じつは砂浜美術館は、砂浜が美術館ですから、もうできているんですよ」といってあげました。営業マンもやっと気づいたのか「ああ、そういうことですか」と照れ笑いをしながら帰っていきました。(完)

【『砂浜美術館ノート』(1997年発行・非売品)より】

第一話「少し大人になってわかったことがある」
第六話「(払ってないが)1000万円の企画書」

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≪語り手≫
松本 敏郎(まつもと としろう)

砂浜美術館informal学芸員で、砂浜美術館立ち上げメンバーの一人。


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砂浜美術館ノートⅡ

砂浜美術館ノートⅡ

立ち上げに携わったスタッフとメンバーも入れ替わり、地域内外とさまざまな人が関わりながら活動を継続してきた砂浜美術館。そんな人びとのインタビューやエピソードを交えながら、1997年から2008年までの10年間の活動記録を掲載しています。

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